天理大学

国際学部教員・研究者情報

地域文化学科アジア・オセアニア研究コース

教授 藤田明良(フジタ アキヨシ) FUJITA Akiyoshi
電子メール:
fujita
ホームページURL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~a-fujita/
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基本情報

担当科目 世界遺産論 世界遺産論 留学生のための日本史1<留学生> 留学生のための日本史2<留学生> アジア・オセアニアと日本 アジア・オセアニアと日本 アジア地域関係史 アジア地域関係史 社会文化演習1<アジア・オセアニアD> 社会文化演習2<アジア・オセアニアD> 社会文化演習3<アジア・オセアニアD> 社会文化演習4<アジア・オセアニアD>
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(受講対象者別)
現在の専門分野 日本中世史 東アジア海域史 世界の多島海比較史研究
現在の研究課題 日本列島と東アジア諸地域におけるヒト・モノ・情報の交流と、海洋資源利用の歴史。21世紀における歴史遺産のあり方。
所属学会名 海域アジア史研究会、歴史学研究会、日本史研究会、歴史地震研究会、奈良歴史研究会など
経歴 歴史資料ネットワーク副代表
名古屋大学文学部卒業、神戸大学大学院修士課程終了、神戸大学大学院博士課程単位取得退学。有する学位:文学修士(1987年3月)神戸大学大学院
メッセージ 歴史は人間や社会の変化を追う学問です。まず、現在の常識を疑うことからスタートしましょう。

研究活動詳細

著書

  • 媽祖信仰文化曁在地人文藝術—國際學術研討會論文集 (共著),財團法人北港朝天宮,pp.97‐120 2013年08月
  • くらしがつなぐ寧波と日本 —東アジア海域に漕ぎだす3 (共著),東京大学出版会,pp.90-103 2013年05月23日
  • 海から見た歴史 —東アジア海域に漕ぎだす1  (共著),東京大学出版会,pp.1-26,164-166,263-271 2013年01月15日
  • 海域アジア史研究入門【韓国語版】 (共著),民俗苑,pp.291-304 2012年12月10日
  • 世界史中東亞海域—復旦史文専刊之四 (共著),中華書局,pp.129-155 2011年12月
  • 媽祖文化与華僑華人文集 (共著),中国文史出版社(北京),pp.73-102 2008年11月
  • 震災を超えて-『阪神・淡路大震災と埋蔵文化財シンポジウム』の記録 (共著),株式会社エピック,総頁数207頁中 17頁を担当 2001年01月17日
  • 歴史のなかの神戸と平家-地域再生へのメッセージ- (共著),神戸新聞総合出版センター,総頁数270頁中 71頁を担当 1999年12月20日
  • 大阪府漁業史 (共著),大阪府漁業史編さん協議会,81頁〜96頁 1997年03月
  • 講座日本荘園史6 (共著),吉川弘文館,360頁〜372頁 1993年02月

論文

  • 歴史学における〝海域史〟研究と済州島 (単著),『韓国朝鮮の文化と社会』13,pp.29-60 2014年10月15日
  • 近世琉球における媽祖信仰と船方衆—那覇若狭町村の新参林氏とその媽祖像を中心に— (単著),武田佐知子編『交錯する知—衣装・信仰・女性—』思文閣出版 ,pp.232-265 2014年03月09日
  • 近世初期東アジア海域における情報伝達と言説生成—1665年オランダ船普陀山襲撃事件を中心に— (単著),中島楽章編『南蛮・紅毛・唐人 —16・17世紀の東アジア海域』思文閣出版,pp.283-317 2013年12月20日
  • 東アジアにおける島嶼と国家—黄海をめぐる海域交流史— (単著),村井章介ほか編『日本の対外関係4—倭寇と「日本国王」』吉川弘文館,pp.232-254 2010年07月20日
  • 明清交替期の普陀山と日本—大蔵経日本渡来事件を中心に (単著),『アジア遊学』132号,pp.173-192 2010年05月31日
  • 越前国補陀洛山普門寺の天妃媽祖観音像とその縁起について- 十七世紀中期の長崎と東アジアをめぐる海域交流の一断面 (単著),長崎歴史文化博物館『研究紀要』第4号,pp.1-24 2009年12月31日
  • 由普陀山伝承而来的日本的観音—以福井県天妃媽祖観音像為中心— (単著 周菁訳),郭万平・張捷主編『舟山普陀与東亞海域的文化交流』浙江大学出版社,pp116-134 2009年11月
  • 中世後期の坊津と東アジア海域交流—「一乗院来由記」所載の海外交流記事を中心に (単著),九州史学研究会編『境界からみた内と外 九州史学創刊五〇周年記念論文集 下』 岩田書院 ,pp.363-407 2008年12月25日
  • 由古媽祖像看日本的媽祖信仰 (単著 朱鵬訳),『2008年彰化研究學術研討會-媽祖信仰國際學術研討會論文集』 彰化縣文化局(台湾),pp.29-50 2008年12月
  • 東アジア世界のなかの太平記 (単著),市沢哲編『太平記の世界』 吉川弘文館,pp.154-185 2008年10月10日
  • 航海神—媽祖を中心とする東北アジアの神々— (単著),桃木至朗ほか編『海域アジア史研究入門』岩波書店,pp.207-216 2008年03月26日
  • 東アジア海域の通交と兵庫津—足利義満期を中心に (単著),『兵庫津の総合的研究』 大手門大学史学研究所  ,pp.227-235 2008年03月25日
  • 19世紀前半の朝鮮実学者李圭景の「鯨鰐辨證説」について (単著),『立教大学日本学研究所年報』6号,pp.167-176 2007年04月
  • 文献資料から見た日本海交流と女真 (単著),前川要編『北東アジア交流史研究-古代と中世-』 塙書房,pp.433-466 2007年02月20日
  • 日本近世における古媽祖像と船玉神の信仰 (単著),黄自進主編『近現代日本社會的蛻變』 中央研究院人文社會科學研究中心亞太區域研究專題中心(台北),pp.171-220 2006年12月
  • 中世東亞細亞の海港の立地と環境-中国と日本の島嶼部を中心に- (単著),『Sinan Underwater Relics and 14Centyury Asian Marie Trades』 National Maritaime Museum of Korea,161頁〜176頁  2006年11月
  • 『武者史料』の朝鮮半島地震史料の性格とその問題点 (単著),月刊地球 Vol.27-No.11,43頁〜50頁 2005年11月01日
  • 文献資料からみた済州島の11世紀噴火-東アジア漢文史料の噴火叙述に関する予備的考察- (単著),歴史地震 第18号 歴史地震研究会,149頁〜164頁 2003年03月31日
  • 都にやってきた海獣皮-古代中世の水豹と葦鹿 (単著),『北太平洋の先住民交易と工芸』 思文閣出版,36頁〜40頁 2003年02月14日
  • 中世の能福寺と兵庫津の伝承-能福寺記録抄について- (単著),歴史と神戸 第231号 神戸史学会,2頁〜15頁 2002年04月01日
  • 島嶼から見た朝鮮半島と他地域の交流-済州島を中心に- (共著),青丘学術論叢 第19集 韓国文化研究振興財団,1頁〜77頁 2001年11月25日
  • 朝鮮半島周辺海域の鰭脚類 刧朝鮮の古文献のニホンアシカとガマフアザラシ却 (共著),野生生物保護 第6巻2号 野生生物保護学会,53頁〜59頁 2001年07月
  • 大地震と文化遺産-阪神淡路大震災における保全復旧活動と台湾 921地震- (単著),『第一回日本研究・台日関係・日語教育国際学術研討会論文集』 中国文化大学日本文学系・日本研究所,79頁〜88頁 2000年07月
  • 浙江地域の港市と島嶼-杭州・寧波・舟山群島の調査報告- (単著),『前近代東アジアにおける海域交流成立条件に関する基礎的研究』 (財団法人 トヨタ財団1998年度研究助成B研究報告書) 海域交流史研究会,99頁〜116頁 2000年04月18日
  • 鎌倉後期の大阪湾岸-治天の君と関所- (単著),ヒストリア 第162号 大阪歴史学会,24頁〜43頁 1998年11月10日
  • 9世紀から16世紀の黒山島と朝鮮国家 —東アジア国家の島嶼支配に関する覚え書— (単著),新しい歴史学のために230・231,22頁〜31頁 1998年09月
  • 東アジアにおける「海域」と国家 —14世紀〜15世紀の朝鮮半島を中心に— (単著),歴史評論575,34頁〜48頁 1998年03月
  • 「蘭秀山の乱」と東アジアの海域世界 —14世紀の舟山群島と高麗・日本— (単著),歴史学研究689,2頁〜33頁 1997年06月
  • 中世「東アジア」の島嶼観と海域交流 —島嶼論への歴史学的アプローチのために— (単著),新しい歴史学のために222号,1頁〜11頁 1996年06月
  • 15世紀の鬱陵島と日本海西域の交流 (単著),神戸大学史学年報8,23頁〜48頁 1993年05月

その他

  • 日本列島における媽祖信仰の伝播と展開 (単独),第3回治水神・禹王研究会総会、佛教大学紫野キャンパス1号館 2016年04月17日
  • 口頭発表;中近世日本の媽祖信仰と宮城七ヶ浜の天妃聖母元君像 (単独),東北中世史研究会・仙台藩研究会合同例会(仙台市民会館第7会議室) 2014年01月11日
  • 口頭発表:日本海沿岸に残る媽祖像と媽祖系船玉神像 —北前船の航海儀礼と媽祖— (単独),対外関係史研究会例会(東京:角川本郷ビル5階大会議室) 2013年12月14日
  • 口頭発表:近世鹿児島の媽祖信仰—菩薩堂と永福寺を中心に— (単独),九州史学会大会日本史部会(於:九州大学),要旨集p.8 2013年12月08日
  • 口頭発表:日本における媽祖系信仰の伝播・融合・転生 (単独),第83回「書物・出版と社会変容」研究会 於:一橋大学佐野書院 2013年07月06日
  • 台湾澎湖諸島・将軍1号沈船 (単著),『季刊考古学』第123号、雄山閣,pp.85-87 2013年05月01日
  • 口頭発表:東アジア海域における紛争と言説生成—1665年のオランダ船普陀山襲撃事件を素材として— (単),国際シンポジウム「南蛮・紅毛・唐人——東アジア海域の交易と紛争」,予稿集pp.10-12 2013年01月12日
  • 口頭発表:Transmission of Information and Creation of Discources in Maritime East Asia: A Case of the Dutch Ship's Assault on Putuoshan 普陀山 in 1665 (単著),清華大学人文学院歴史系国際ワークショップ:THE CHALLENGES OF GLOBAL HISTORY IN MARITIME STUDIES: TRADE NETWORKS AND MEDIATION IN EAST ASIA (XVIth-XIXth Centuries),Absutracts pp.1-4 2012年11月03日
  • 於江戸時代東日本天妃信仰的歴史展開 (単著),國立中正大學臺灣文學研究所『媽祖信仰文化曁在地人文藝術國際學術研討會會議論文集』,pp.198-218 2012年10月20日
  • 媽祖信仰 (単著),『中国福建博物院展—長崎文化の源流をたずねて』長崎歴史文化博物館,p.95 2012年10月06日
  • 口頭発表:《太上説天妃救苦靈驗經》與永樂朝的海外出使 —日本天理大學所藏永樂十二年版和永樂十八年版的介紹與考察  (単),第四回国際漢学会議,予稿集pp.1-12 2012年06月20日
  • 明州と大輪田泊—歴史をつないだ二つの港町 (単著),『平清盛 王朝への挑戦 別冊太陽 日本のこころ』190 ,pp.72-77 2011年11月25日
  • 口頭報告:近世初期東亞海域における情報伝達と言説創生—1660年代の荷蘭船関連事件を中心に (単著),国際ワークショップ「近世東亞海域史的多視角研究:以各國史料為中心的探討」主催:中央研究院人文社會科學研究中心〔台北〕,予稿集:pp.1-14 2011年11月03日
  • 招待講演:海から見た歴史の現代的意義 (単独),韓国海洋大学校国際海洋問題研究所 2011年05月20日
  • 発表要旨:東アジア海域の信仰と朝鮮半島 (単独),『立教大学日本学研究所年報』№8,p.9 2011年03月
  • 口頭報告:白レイ島と黄海北部の海域交流の歴史 (単),国際シンポジウム「辺境・島嶼からみる北東アジア」主催:韓国 釜慶大学東北アジア文化研究所 ,予稿集pp.18-41  2010年10月17日
  • 【資料紹介】天理大学付属天理図書館所蔵「太上説天妃救苦霊験経」 (単著),『季刊民族学』133、国立民族学博物館,pp.36-37 2010年07月20日
  • 媽祖—媽祖信仰からみたアジア (単著),『季刊民族学』133、国立民族学博物館,pp.32-35 2010年07月20日
  • 日本福井縣普門寺天妃媽祖觀音像及其起源—江戸時代日本之媽祖與普陀山觀音 (単著),臺中縣大甲媽祖國際觀光文化節系列活動—「媽祖國際學術研討会」,pp.1-26 2010年05月29日
  • 媽祖に関する調査研究報告書 (共著),長崎県文化・スポーツ振興部,pp.86-107 2010年03月12日
  • 《解説》島嶼・海賊 (単著),『新編森克己著作集 第3巻』勉誠出版,pp.417-428 2009年10月20日
  • 口頭報告:「すみわける海 1700-1800」 (単独),国際学術会議「世界史における東アジア海域」主催:東京大学東洋文化研究所、復旦大学文史研究院、にんぷろ総括班、東アジア海域史研究会 2009年06月18日
  • アジアの海がはぐくむ堺-中近世の港町ネットワークを掘り起こす- (共著),堺市市長公室国際部—堺市の中学校副読本。中近世の堺とアジアの港市との交流ネットワークを中学生向けに執筆。,pp.14-15 2009年03月
  • 前近代の東アジア海域交流—航海信仰からみた人と情報の移動 (単著),第8回日韓・韓日歴史家会議報告書『グローバルヒストリーの諸相と展望』財団法人日韓文化交流基金,pp.75-88 2009年02月20日
  • 【連載】媽祖をたずねて三千里1〜6 (単著),『西日本新聞』 西日本新聞社,学芸・芸術面(土曜日) 2009年01月17日-2009年02月28日
  • 口頭報告:普陀山渡来の伝承を持つ日本の観音について—福井県の天妃媽祖観音菩薩像を中心に— (単独),“舟山普陀与東亞海域的文化交流”国際学術研討会 2009年01月10日
  • 口頭発表:前近代の東アジアにおける海域交流とその重層性 (単著),韓・日海洋史—海洋文化共同ワークショップ“韓日海洋史研究の最前線”韓国木浦大学校島嶼研究所&日本文部科学省特定領域研究〈東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成〉中近世朝鮮班,予稿集90頁〜93頁 2008年11月27日
  • 口頭発表:14世紀の日麗外交と禅林ネットワーク (単著),第59回朝鮮学会大会【第三部門】研究発表,要旨集1頁 2008年10月05日
  • 白レイ島と唐船来航・海神御供伝承 (単著),韓国・朝鮮文化研究会編『韓国朝鮮の文化と社会7』 風響社 2008年10月
  • 報告要旨:中国の媽祖から日本の船玉神へ—航海信仰をめぐる日中交流の一断面— (単著),『交通史研究』第66号 2008年08月
  • 口頭報告:16-17世紀渡日華僑足跡的實地調査報告 (単独),中央研究院(台湾)人文社会科学研究中心学術講演(海洋史研究專題中心) 2008年07月17日
  • 媽祖—アジアをむすぶ海の女神— (単著),『奈良新聞』朝刊・文化欄 2008年03月14日
  • 報告要旨:媽祖と日本の船玉信仰(シンポジウム総括) (単著),文部科学省特定領域研究「東アジア海域交流と日本伝統文化の形成」現地調査研究部門、『東アジア海域交流史現地調査研究〜地域・環境・心性〜』第2号,53頁〜59頁 2007年12月25日
  • 舟山群島秀山島のフィールドノート (単著),文部科学省特定領域研究「東アジア海域交流と日本伝統文化の形成」現地調査研究部門、『東アジア海域交流史現地調査研究〜地域・環境・心性〜』第2号,143頁〜157頁 2007年12月25日
  • シンポジウム論文集:由古媽祖像看日本的媽祖信仰 (単著),『第三回シ眉洲媽祖・海峡論壇』中華媽祖文化交流協会ほか,1頁〜13頁 2007年10月30日-2007年10月31日
  • 船乗りたちのごちそう-東シナ海を渡った水 (単著),『黒潮の食文化-南薩摩“黒潮の恵みと海を渡った食・器』 南さつま市坊津歴史資料センター輝津館,12頁 2007年10月
  • 口頭報告:日本近世期的古媽祖像与船玉神信仰 (単独),厦門大学歴史研究所「東亜海洋史学術座談会」 2007年08月22日
  • 口頭発表:媽祖と日本の船玉神信仰  (単独),国際シンポジウム「海をむすぶ祈り—東アジア海域交流と信仰—」(文部科学省特定領域研究「東アジア海域交流と日本伝統文化の形成」現地調査研究部門),要旨集14頁〜15頁 2007年02月11日
  • 口頭発表:中国の媽祖と日本の船玉神-海を渡った航海守護神 (単独),関西大学アジア文化交流研究センター国際シンポジウム「東アジアの国際関係と日中交渉」 2007年01月27日-2007年01月28日
  • 海域史からみる朝鮮王朝の空島政策 (単著),『東京大学コリア・コロキュアム講演記録 2006年度』東京大学韓国朝鮮文化研究室,pp.62-76 2006年12月
  • 口頭報告:『日本一鑑』の画像資料に見える日本認識 (単独),浙江工商大学日本文化研究所「中国文献にみられる日本画像資料」シンポジウム 2006年03月27日
  • 日本の媽祖信仰と南薩摩の媽祖像 (単著),『坊津-さつま海道』 坊津歴史資料センター輝津館 ,1頁 2005年10月
  • 口頭発表:由古媽祖像看十六〜十九世紀日本的媽祖信仰 (単独),台湾中央研究院人文社會科學中心海洋史専題研究中心,要旨集8頁 2005年03月16日
  • Maritime Trade Networks and the Japanese Islands in Northeast Asia (単著),Workshop on Northeast Asia in Maritime Perspective: A Dialogue with Southeast Asia Issued by Asia Research Institute National University of Singapore and The 21st Century COE Program , Osaka University,116頁〜120頁 2005年02月
  • 学術講演「鹿児島の唐人寺・菩薩堂—日本の媽祖信仰—」  (単独),2004年度九州華僑・華人研究会 2004年10月13日
  • 科学研究費補助金成果報告書:8-17世紀の東アジアにおける人・物・情報の交流(上) (共著),東京大学大学院人文社会系研究科,43頁〜68頁 2004年03月20日
  • シンポジウム予稿集:文献史からみた日本海交流と女真 (単著),『サハリンから北東アジアに域における古代・中世の考古学的研究』 中央大学文学部,177頁〜179頁 2004年02月26日
  • 口頭発表:台湾澎湖諸島の交流史と水中考古学の課題-海域史と水中考古学- (単独),九州・沖縄水中考古学協会学術シンポジウム,要旨集3頁 2003年12月21日
  • 口頭発表:東アジア海域と島嶼-日本列島西南部の媽祖像- (単独),海域アジア史研究会10周年沖縄例会,要旨集1頁 2003年11月01日
  • 口頭発表:交易ネットワークのなかの日本と朝鮮 (単独),東南アジア史学会 第69回大会,要旨集1頁 2003年06月01日
  • 口頭発表:瀬戸内海・大阪湾の港と水運 (単独),シンポジウム「中世の流通と交通-考古学が語る中世の技術-」 (於 奈良大学) 2003年03月21日-2003年03月22日
  • 『皮革手鑑』から見えるアジアと日本 (単著),『北太平洋の先住民交易と工芸』 思文閣出版,46頁〜47頁 2003年02月14日
  • 歴史資料ネットワークの活動の展開と課題 (単著),歴史評論 633号 校倉書房,59頁〜65頁 2003年01月01日
  • 鬱陵島の童男童女と金麟雨 (単著),『韓国朝鮮文化研究』1号 風響社,251頁〜253頁 2002年10月26日
  • 口頭発表:文献史料評価と地質調査による韓国済州島11世紀初頭噴火の地点推定 (共同),日本火山学会秋季大会 (於 仙台市戦災復興記念館) 2002年10月23日
  • 口頭発表:五島列島の歴史からみた日本の島嶼文化の特質 (単独),韓国木浦大学島嶼文化研究所国際学術シンポジウム,要旨集  131頁〜145頁 2002年09月27日-2002年09月28日
  • 阪神・淡路大震災の資料保存と都市社会解明のための総合研究 (共著),平成11〜13年度科学研究捕縄金研究成果報告書,総頁数570頁中 33頁を担当 2002年03月
  • 口頭発表:『日出る処』の銘木-海を渡る木材と日宋交流- (単独),国際基督教大学アジア文化研究所シンポジウム 「交流空間の変容-中近世の海上アジア」,要旨集1頁 2002年02月23日
  • 研究動向:海獣との出会い-異分野協業の楽しさ- (単著),鴨東通信 43号 思文閣出版,1頁 2001年09月10日
  • 項目執筆:応永の外寇、唐人町、日宋貿易、日明貿易など16項目 (単著),『日本歴史大事典』第1巻〜第4巻 小学館,10頁 2000年12月-2001年03月
  • 済州島からみた東アジアの海域交流史 (単著),耽羅研究通信 第64・65合併号 耽羅研究会,4頁 2000年11月
  • 学会講演:南都の唐人-東アジア海域から中世日本を見る- (単著),奈良歴史研究 第54号 奈良歴史研究会,16頁〜31頁 2000年09月29日
  • 解説:海の彼方への記憶 (単独),『日本民俗写真体系6・東シナ海と西九州』 日本図書センター,1頁 2000年04月25日
  • 報告:中世における港町兵庫のあゆみ (単著),歴史と神戸 第219号 神戸史学会,3頁〜11頁 2000年04月01日
  • 口頭発表:大地震と文化遺産-阪神淡路大震災における保全復旧活動と台湾921大地震- (単独),日本研究・日台関係・日本語教育国際シンポジウム (於 台湾・中国文化大学) 2000年03月20日
  • 総論:埋蔵文化財保存活動 (単著),『被災史料保全活動からみた都市社会の歴史意識に関する研究』 (科学研究補助金研究成果 報告書),9頁 2000年03月
  • 口頭発表:中世の海獣皮 (単独),国立民族学博物館共同研究『北太平洋先住民の経済システムとその変容過程』研究会,要旨集2頁 1999年12月12日
  • 口頭発表:阪神大震災における史料保全活動と歴史研究 (単独),明治維新史学会秋季大会 (於 神戸大学),3頁 1999年11月19日
  • 新刊紹介:村井章介『中世日本の内と外』 (単著),史学雑誌 第108編8号  財団法人史学会,2頁 1999年08月20日
  • 書評:生田滋著『大航海時代とモルッカ諸島』 (単著),東南アジア歴史と文化 28  東南アジア史学会,4頁 1999年06月01日
  • 口頭発表:朝鮮前期の船舶統制策-東アジア海域と朝鮮の「海禁」 (単独),第49回朝鮮学会大会 (於 天理大学),要旨集1頁 1998年10月04日

学会・社会活動等

一般活動

  •  国立歴史民俗博物館共同研究員 2016年04月01日-現在まで
  •  長崎歴史文化博物館客員研究員 2011年08月01日-2013年07月31日
  •  東京大学東洋文化研究所・班研究30比較歴史学の課題と方法・学外研究協力者 2010年04月01日-現在まで
  •  ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクトメンバー【3-6-1古地震・津波等の史資料の収集と解析】 2007年04月01日-2013年03月31日
  •  歴史資料ネットワーク副代表 2003年05月-現在まで
  •  阪神大震災対策歴史学会連絡会(後に歴史資料ネットワークに改称)事務局長 1995年02月-2003年05月

講演・公開講座等

  • 足利義満の日明貿易と京・兵庫 足利義満が開始した日明貿易。義満が生きていた約10年間は,義満の派遣した遣明使と永楽帝の派遣する遣日本使が,同時に東シナ海を往来しました。その数は合わせて千人前後に及びます。大量の使節団の実態は何だったのでしょうか。義満はどのように使節団を迎えたのでしょうか。京や兵庫という外交の舞台から,日明貿易を見直していきます。,京都市生涯学習総合センター(京都アスニー),京都市生涯学習総合センター 2016年01月29日
  • 《揺らぐ境界線:国家、民族、文化 第3回》歴史のなかの“ハイブリット”時代-戦国・織豊・江戸初期の世界と日本 信長の安土城、秀吉の方広寺大仏、家康の朱印船に関わった外国人たちを追いながら、戦国時代から鎖国前後の日本におけるハイブリッド(異種混合)な側面を明らかにした。,天理大学国際学部地域文化学科,天理大学42A教室 2015年06月27日
  • ”清盛塚”の誕生—中世兵庫津の歴史— 清盛塚ができた経緯について兵庫津を訪れた亀山上皇・叡尊・一遍の3人の記録からひもとき、当時の兵庫津の様子を再現,兵庫区役所・歴史資料ネットワーク,兵庫公会堂 2012年02月18日
  • 重源上人と寧波・阿育王山——東アジア世界のなかの南都再生 源平内乱で被災した南都を東アジア最先端の技術と文化の導入で再生させた重源。中国滞在中に寧波で阿育王山舎利殿再建事業を体験したことがその原動力の一つであることを、明らかにした。,奈良県大学連合,奈良教育大学 大会議室 2011年12月10日
  • 都にやってきたアザラシたち—古代日本の海獣皮の利用 公開講座「大和学への招待」第五回 近年、正倉院宝物にアザラシ皮製の馬具があることが確認された。アザラシの皮は何処からどうやって奈良の都にやってきたのか。文献史料や絵画資料から、古代人の海獣利用の歴史と毛皮観に迫る。,学校法人天理大学,奈良中小企業会館 2010年12月04日
  • 東アジア海域の航海信仰と平戸 シンポジウム「平戸—海外に開かれた自由な港市」(コーディネーター:羽田正東京大学東洋文化研究所長)でパネリストの一人として報告,長崎県平戸市教育委員会,平戸文化センター 2010年11月07日
  • 長崎県と日本列島の媽祖信仰 長崎県が2年間にわたって実施した「媽祖に関する調査研究」の報告会における基調講演,長崎県文化・スポーツ振興部,長崎歴史文化博物館多目的ホール 2010年03月20日
  • 【370周年】多元視野で解明する至宝『混一疆理歴代国都之図』 国際シンポジウム 『天理大学所蔵大明国図』と『混一疆理歴代国都之図』 -東アジア海域史の視点から 龍谷大学,大宮学舎 清和館3階大ホール 2009年11月21日
  • 鎖国前夜の日本「唐人町と媽祖—草の根の海域交流を追う—」 日本の戦国時代、東アジアもダイナミックな様相を見せ、ハイブリッドな競合が繰り広げられた。ジャンク船が日本列島にも押し寄せ、日本に住み着く中国人も現れた。戦国大名に仕えたり、信長や秀吉に召し出されたりして、歴史に名を残した人物もいるが、彼らの裾野には大勢の来住中国人たちの世界がひろがっていた。「唐房」や「唐人町」という地名や彼らが信仰した媽祖などの中国神像を手がかりに、草の根の国際交流の歴史に光を当てる。,京都大学人文科学研究所/京都市生涯学習総合センター,京都市生涯学習総合センター(京都アスニー) 2009年09月11日
  • 「飛帆馳船—蒼波をこえた人々」 特別展「聖地寧波 日本仏教1300年の源流 〜すべてはここからやって来た〜」公開講座,奈良国立博物館,奈良国立博物館講堂 2009年08月22日
  • 「16世紀の大厦門湾・月港と日本列島」 堺歴史文化交流会議2008公開シンポジウム「アジアの海がはぐくむ堺〜中近世の港町ネットワークを掘り起こす〜」,堺市,リーガロイヤルホテル堺 2008年11月18日
  • 「前近代の東アジア海域交流-航海信仰からみた人と情報の移動-」 第8回日韓歴史家会議「グローバルヒストリーの諸相と展望」 ,日韓文化交流基金/日本学術会議,はあといん乃木坂 2008年11月01日
  • 媽祖(まそ)-アジアを結ぶ海の女神- 中国の航海守護神・媽祖は、華僑とともにアジア各地にひろまり、現地の海神たちと交感していった。長崎・鹿児島・水戸・大阪・福井など日本列島の事例を織り込みながら、媽祖信仰の歴史と現在を紹介する。,阪神奈公開講座フェスタ,大阪府立文化情報センター 2007年11月14日
  • 室町幕府のアジア外交と兵庫津—足利義満の日明貿易 生涯学習講座「海港都市『神戸』を語るPartⅡ」,神戸築港資料館ピアしっくす 2007年11月04日
  • 兵庫区歴史講演会「日本国王の港-日明貿易と兵庫津」 室町時代の将軍は明や朝鮮・琉球と外交関係をもち、貿易もおこなった。兵庫津は明に派遣される勘合船団の最終発着港となり、貿易品を管理する公方土蔵が置かれた。外国船も入港し、有力な寺院は外国使節の客館や将軍の宿所となった。港の整備も将軍が守護たちに命じて行なわせた。明や朝鮮から足利将軍は「日本国王」と呼ばれている。守護大名が支配する博多や堺に対し、兵庫津は将軍の代官が置かれた「日本国王の港」であった。 ,兵庫区まりづくり協議会・歴史資料ネットワーク・兵庫区役所,兵庫公会堂 2007年02月24日
  • 対談「媽祖(マソ) - 中国生まれの航海の女神 - を語る」 中国から渡って来た海の神媽祖。なぜ沖縄・九州の海沿いの地域に多く祀られているのか。媽祖神が海を渡ってきた歴史的背景や信仰について、日本最大の媽祖が祀られる長崎・興福寺の松尾法道さんと語る。,九州国立博物館,九州国立博物館1階ミュージアムホール 2006年11月14日
  • 東京大学コリア・コロキュアム「海域史からみる朝鮮王朝の空島政策」 朝鮮半島における政府と島嶼との関係史を海の側から展望,東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻,東京大学本郷キャンパス法文2号館「1大」講義室 2006年10月25日
  • 『一乗院来由記』と南薩摩の海域交流史 「海域交流」という言葉に象徴される近年の研究動向の紹介、輝津館所蔵『一乗院来由記』にみえる琉球・中国関係記事の紹介と検証、最後に島津氏の大名権力形成史上における南薩摩の港市と在住唐人の重要性についての提唱,文部科学省特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成」、南さつま市教育委員会坊津歴史資料センター輝津館、南薩摩歴史考古学研究会,南さつま市坊津歴史資料センター輝津館ホール 2005年11月26日
  • 第3回五島列島歴史シンポジウム 「アジアとの回廊・五島列島海民の島」 小値賀町教育委員会,離島開発総合センター 2004年11月20日-2004年11月21日
  • 鹿児島の唐人寺・菩薩堂—日本の媽祖信仰— 九州華僑・華人研究会,九州国際大学文化交流センター 2004年11月13日
  • 中世水運と兵庫津 兵庫県立歴史博物館,兵庫県立歴史博物館講堂 2004年08月01日
  • 文化財講演会・郷土の文化財展2004「承久の乱と猪名川の水辺」 豊中市教育委員会,豊中市民会館 2004年07月10日
  • 「新史料にみる兵庫津の興亡-平家滅亡後から応仁の乱まで」歴史資料ネットワーク歴史講座 能福寺講堂 2002年10月06日
  • 「日明貿易と倭寇」芦屋市公民館芦屋川セカンドカレッジ 芦屋市民センター 2002年06月17日
  • 「中世日本と東アジアの海上交流-船旅日誌と沈没船から-」奈良歴史・地理の会第19回講座  2002年05月23日
  • 「震災と神戸の文化遺産」UNITY公開講座 神戸研究学園都市大学交流センター推進協 議会,神戸研究学園都市大学交流センター 2000年10月28日
  • 「平家物語の時代と神戸」大阪府豊能町立図書館歴史講座 豊能町立図書館 2000年09月14日
  • 「兵庫津の役割について」兵庫県生活文化大学 兵庫県芸術文化協会,兵庫県民会館 2000年09月07日
  • 「災害と文化遺産-阪神淡路大震災と台湾大地震-」天理大学公開講座 共催:天理市教育委員会,天理市文化センター 2000年05月20日
  • 阪神・淡路大震災と埋蔵文化財シンポジウム 主催:同実行委員会 共催:兵庫県教育委員会 埋蔵文化財調査事務所 1999年12月04日

外部資金による研究・活動等

  • 東アジアにおける航海信仰の伝播・融合・転生—16〜19世紀の媽祖系信仰を中心に 研究代表:藤田明良   本研究の目的は、16世紀から19世紀における媽祖系信仰の日本列島に残る遺物・遺跡・伝承を基軸的な素材として、東アジアにおける航海信仰の伝播・融合・転生の文化交渉的様相と、その背景をなすヒト・モノ・情報の交流との連関を解明することである。  今回は研究期間の3年間で、日本各地の古媽祖像とその関係史料のさらなる調査と、台湾・中国(福建と山東 ・遼東)・韓国で対照のための補充調査を実施し、収集資料の整理と検証を進めながら、国内外の関連研究集会や学術刊行物に中間報告的な成果公表を行い、これまで共同研究の一環として進めてきた本研究の体系化する最終準備を整えていきたい。,科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C) 研究経費4,680,000(間接経費1,080,000)円 2012年04月01日-現在まで
  • 西欧・中国・日本史料による16-17世紀東アジア海域史の総合的研究 研究代表者:中島楽章(九州大学大学院人文科学研究院准教授) 研究分担者:藤田明良 西欧・中国・日本・朝鮮等の一次史料を扱う研究者がその言語史料からの情報を共有することで、東アジア海域の全体史を構築することをめざす共同研究。藤田は研究分担者として日本・朝鮮・信仰関係の中国史料を担当した。,科学研究費補助金基盤研究 (B) 研究経費:9,094,000円 2010年04月01日-現在まで
  • 古代中世の全地震史料の校訂・電子化と国際標準震度によるデータベース活用に関する研究  研究代表:石橋 克彦・神戸大学教授 研究分担者:藤田明良 日本の歴史地震・噴火を研究するための根本資料である既刊地震史料集は、信頼性の低い史料の混在と、検索の不可能性という、二つの大きな問題を抱えている。本研究課題は、平成15〜17年度の基盤研究(A)「古代・中世の全地震史料の校訂・電子化と国際標準震度データベース構築に関する研究」を継承・発展させ、古代・中世を例にとって、この問題を抜本的に改善することを目的とした。そのために、理学・日本史学・日本語情報処理学の学際共同研究を実施し、信頼性の高い地震・噴火史料全文データベースの構築と、それを将来拡充・活用していくためのツール(システム)の開発を自指した。まず、旧課題でXMLデータ化して校訂を施した古代・中世の全地震史料について、さらに精選・校訂・再編集をおこない、XMLデータを完成させた。そのデータでは、一つ一つの史料に対して、主として歴史学的観点にもとづき、AからEまでの史料等級を付した。一方、インターネットで公開予定のデータベースを将来ユーザが共有的に拡充・活用していくことを視野に入れて、インターネットを介した拡張・活用システムを開発し、旧課題で試作していたデータベースの改良のために研究組織内で用いながら実用化した。既刊史料集で混乱していた典拠や和暦西暦変換も整理し、新たな綱文の作成などもおこなった。こうして、日本の古代・中世の地震・噴火および関連事象に関する既刊の文献史料のすべてについて史料学的・理学的検討を加えた全文データベースを完成させた。収録対象期間は近世初期の1607年2月(慶長十二年一月)までで、約2700の事象を収録しており、2008年度初めに一般に公開する予定である。,科学研究補助金基盤研究(A) 15,810,000円 2006年04月01日-2008年03月31日
  • 東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成.. —寧波を焦点と する学際的創生 領域代表:東京大学人文社会系研究科准教授・小島毅 現地調査研究部門・研究班「海港をとりまく地域社会.. —「地域」からの日中交流史.. —」  研究代表者:岡元司(広島大学大学院文学研究科准教授) 研究分担者:藤田明良 国家間の次元ではなく、よりミクロな地域に視点を据え、諸地域を相互につなぐ交流の場 として東アジア海域を捉え、中国大陸と日本列島の文化的経済的交流の諸相の歴史的展開 を解明した共同研究。藤田は研究分担者として、航海信仰関連遺跡等の調査と成果公表を行ない、かつ国際シンポジウム「海をむすぶ祈り.. -東アジア海域交流と信仰.. -」の主宰と成果とりまとめを担当した。,科学研究費補助金特定領域研究(研究経費:40,200,000円) 2005年04月01日-2010年03月31日
  • 海を渡る女神たちの姿を読み解く-媽祖を中心とする航海神の図像史学的研究- アジアにおける代表的な航海神であり広い信仰圏を持つ媽祖の神像は、像形(衣冠、装飾、持物、ポーズ)や脇侍諸像との群像構成などに多様なバリエーションを持つが、その解説は通俗的言説の域を出ていない。 本研究では、中国・台湾・日本などに所在する19世紀以前の古媽祖像について、撮影や図版の入手によって各国の神像画像を収集し、国境を越えた画像データベースを作成し、像形や群像構成の特徴や相違などの学術的整理を行なう《1》。同時に、発生地における信仰の形成から他地域への伝播過程のなかで展開する神格変化、神階上昇、霊験譚の増加の様相と、他の海の神仏や女性神たち(竜神、七星神、聖母神、観音、マリアなど)との位相を、図像資料・文献史料・民俗事例から確認・検出する《2》。そして、《1》で得られる図像学的な見地と《2》の歴史学的民俗学的な成果を総合することで、媽祖の像形や群像構成等の個々の意味付けを行なうと共に、信仰の歴史的民俗的展開の中に位置付けていくための方法論構築を試みる《3》。 ,サントリー文化財団(研究経費:2,400,000円) 2004年08月01日-2006年07月31日
  • グローバリゼーションと反グローバリゼーションの相克-捕鯨を手がかりとして-  研究代表:荒野泰典・立教大学教授 研究協力者:藤田明良 1.捕鯨という現象を人と鯨の関係性としてより広くとらえ、捕鯨史を人類史の不可欠の一環として見る視点を得た。 2.捕鯨にまつわる諸言説の再検討を行った。たとえば、日本の伝統捕鯨が、日本で独自に発達したという言説の再検討。17世紀のオランダ・英国の東インド会社の日本関係史料に見られる、鯨油の大量輸出の事例や、日本側の史料のオランダの捕鯨技術の導入に関する記述の検討を通じて示唆した。また、従来の「捕鯨」の研究は、日本や欧米に限られる傾向があり、それが捕鯨研究を特殊な研究分野にとどめていた。日本以外の朝鮮・ベトナムの捕鯨を取りあげて、東アジア地域でも捕鯨は十分検討に値する課題であることを示した。 3.捕鯨が、経済のみでなく、社会的文化的にも人々の生活や意識に深く浸透していたことを、岸壁画・神話・文学・鯨絵巻類の検討を通じて、明らかにした。 4.捕鯨関連史料の収集作業を通じて、従来地元以外では見過ごされがちであった史料を鯨研究に利用するための環境を整えた。具体的には、壱岐郷土館、鯨賓館ミュージアム(江口文書)、対馬歴史民俗資料館(郡方毎日記)、太地くじらの博物館などの関連史料の目録化や翻刻を行った。,科学研究費補助金 基盤研究(A) 49,530,000円  2004年04月01日-2008年03月31日
  • 古代・中世の全地震史料の校訂・電子化と国際標準震度データベース構築に関する研究  研究代表:石橋克彦・神戸大学教授 研究分担者:藤田明良 日本の史料地震学の根本データである既刊地震史料集(武者金吉編の「武者史料」と東京大学地震研究所編の「新収史料」)の二大欠点(内容の信頼性が不十分なことと活用が不便なこと)を、古代・中世に関して抜本的に改善するために、地震・火山・津波の理学研究者、古代・中世の日本史研究者、日本語情報処理研究者による学際共同研究を行なった。古代・中世に限ったのは、近世の地震史料はやや異質かつ極度に多量で事業的に扱ったほうがよいこと、古代・中世の地震史料と地震像に相対的に問題が多いことなどによる。武者史料には火山噴火記録と朝鮮史料も収録されているので、それらも対象にした。 全文データベース化を考慮して地震史料をXML(eXtensible Markup Language)データにすることとし、まず武者史料をインデックスとしてXMLデータを作成した。これに対して歴史研究者が専門に応じて本文を校訂した。続いて新収史料をインデックスとして同様の作業を行なったが、「史料」と呼べない文献をかなり除いた。二つのXMLデータを統合し、さらに史料の再校訂・再配列とデータ構造の修正などを行なって、「古代・中世精選地震史料集」というべきもののデジタルデータを整えた。一方、最初のXMLデータを用いて、自在な検索が可能な地震史料データベースを試作した。これを用いるなどして、多数の異名同書や同名異書の整理などの史料学的研究も行なった。また、GIS技術を用いた震度データベースの検討も実施した。以上は平成18年度に完成する計画だったが、平成18〜19年度の基盤研究(B)に発展継承されている。なお、イタリアの研究者を招聘して「史料地震学と地震危険度評価に関する日伊ワークショップ」を開催し、また本研究の途中成果を『月刊地球』2005年11月号(特集「地震史料の校訂とデータベース化-日本の古代・中世を中心に-」)で公刊した。 ,科学研究補助金基盤研究(A) 31,720,000円 2003年04月01日-2006年03月31日
  • 国家的港湾都市域としての西摂地域形成過程の研究  研究代表:鈴木正幸・神戸大学教授 研究分担者:藤田明良 西摂をめぐる港湾都市域の支配のありようを国家論の視角から深め、地域全体の社会編成のあり方を総括した。とくに瀬戸内海交通と当該期の王権・国家・幕府支配との関連に注意をはらい、総括を進めた。古代では東播・西摂地域のミヤケ・津・水門から、中世では福原やその港湾後背地から、近世・近現代では兵庫津から神戸港への変遷から、ミナト機能の展開や近隣農村・居留地との関連に注目し、古代以来の西摂地域の持つ国家的港湾都市域のネットワークのあり方を解明した。,科学研究費補助金 基盤研究(B) 11,600,000円  2002年04月01日-2006年03月31日
  • 8-17世紀の東アジア地域における人・物・情報の交流  研究代表者:村井章介(東京大学大学院人文社会系研究科教授) 研究分担者:藤田明良 地域外にも開かれた国際港湾都市.. (港市.. )およびそれらを相互に結びつける海上ネットワー クに着目し、東アジアの異民族・異文化の交流や、世界観・情報の出逢いと融合・摩擦の 様相を解明した共同研究。藤田は研究分担者として、倭寇ネットワーク班の代表として、台湾・鹿児島・長崎の調査研究を主宰すると共に、日本所在媽祖像の調査とデータベース化を担当した。,科学研究費補助金基盤研究(A) 研究経費:46,020,000円 2000年04月01日-2004年03月31日
  • 古記録・古文書と噴火堆積物の照合による日本火山の噴火史研究  研究代表:早川由紀夫・群馬大学教授 研究分担者:藤田明良 韓国済州島が11世紀初頭に噴火したことが『高麗史』など複数の文献史料に書き残されている.それら史料の編纂意図,文飾や成句のあり方,使用素材などを検討し,現地での地質調査結果とあわせて,11世紀噴火の実像に迫った.とくに噴火位置については,現地で流布している飛揚島説に根拠が乏しいことを述べた上で,島の南西部にあたる大静県内であろうと推定した.,科学研究補助金基盤研究(B) 4,800,000円 2000年04月01日-2003年03月31日
  • 島嶼から見た朝鮮半島と他地域の交流 — 済州島を中心に —  【研究代表者】近年、東アジアを対象とする人文研究においても、一国的な枠組みにとらわれず、国境をこえたヒトやモノの動きや交流を追求することの有効性が明らかになっている。中でもこれまで障壁と考えられてきた海洋を、人間の移動・交流の場と捉えなおすことで生み出された、「海洋圏」「環○○海地域」「海域」などの研究視角は、東アジアの歴史像や地域像についての議論を、おおいに活性化しているといえよう。   朝鮮も三方が海に面する「半島国」であり、そこに住む人々は古くから海と多様な関係を有していたはずであるが、半島住民の海上活動や対外交流などの研究は、決して盛んとはいえなかった。これは資料的制約とともに、朝鮮民族は海に対して消極的、外部に対して受動的という「通念」と無縁ではないだろう。だがこの「通念」には、儒教的農本主義や数百年に及ぶ海禁政策、さらには総督府時代の植民地史観が濃い影を落としており、それらを相対化しながら朝鮮半島と海の関わりを、学術的に再検討することが必要である。   従来の一国的枠組みから見れば、島嶼部は陸地とは異なる風俗・言語を持つ辺境であり、また外敵に対して最前線となる国防の要所である。だが地中海や東南アジアで明らかなように海域世界からみれば、島は船にとって欠かせない寄港地であり、移動の中継地、交流の結節点でもあった。朝鮮半島の西岸・南岸はエーゲ海にも例えられる東アジア有数の多島海であり、東岸にも古くは于山国が存在していた鬱陵島がある。このような島々を舞台に展開する人々の営為を、東アジアの海域交流という視角から再検討することを、この共同研究の目的としたい。   当研究は半島周辺の島嶼を題材に、朝鮮民衆の海上活動や海を介した他地域との交流の実態と、その歴史的性格を検証するものである。具体的には、漁業や漕船など島民の海上活動、島に寄港する人々と島民の関係、島民の他地域への移動と定着、或いは他地域からの島への移入と定着などについて、研究・調査をおこなった。フィールドとしたのは、これまで研究参加者が各々の立場からアプローチしてきた半島南西の済州島を中心に、東海岸と鬱陵島、そして済州島と関係の深い日本側の五島列島などである。   当研究はまず、三人の研究参加者がディスクワークを中心とした事前の調査を個別に進め、その成果をフィールドワークの場ですり合わせていくという方法をとった。これによって、文献史料や考古資料を素材とする歴史学、土地に刻まれた情報を解析する人文地理学、他地域との構造比較によって生態を追求する文化人類学という、三方向からのアプローチを相互に補完補正し、島々に残された人間活動の情報を多面的かつ総体的に引き出すことを目指したのである。またフィールドワークでは可能な限り、現地の状況に詳しい研究者から情報提供やアドバイスを受けることにした。 現地調査は、2000年3月に五島、8月に済州島、9月に鬱陵島・蔚山・釜山で実施した。当初は、すべての調査を全員参加でおこなう予定であったが、スケジュールの都合で、済州島は2名、鬱陵島は1名の参加となった。そのかわり済州島では、済州大学博物館の高光敏氏に全日程参加していただいた。また鬱陵島では、さらに蔚山・釜山など当初予定していなかった東海岸にも、足を運ぶことができた。 ,韓国文化研究振興財団(現・韓哲文化財団)研究経費:2,000,000円 1999年12月01日-2000年11月30日
  • 前近代東アジアにおける海域交流成立条件に関する基礎的研究——船舶および航海の技術史、ならびに文化史・社会史・政治史的考察 【研究分担者兼事務局】本研究は、「東中国海圏」や「環日本海地域」など前近代の国境を越えた交流圏が成立する前提条件、すなわち広域的な海域交流を実現させた諸条件を具体的に解明するための、基礎的あるいは準備的な作業である。その対象は、造船や航法といった技術史の分野だけでなく、文化史(儀礼や信仰)、社会史(港市や島嶼との関わり)、政治史(貿易や出入国管理の政策)など多岐にわたり、多角的かつ複合的な考察が必要である。この1年間は(1)文献・考古・民俗データの収集と整理、(2)日本・中国・韓国の沿岸・島嶼部の船舶・港湾関連遺跡の試行的調査を実施し、初歩的な考察を行うとともに、国際的かつ学際的な研究体制の確立に努める。,トヨタ財団(研究経費:6,000,000円) 1998年10月01日-2000年07月30日
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