教員・研究者一覧

教授

国際学部
英米語学科
島田拓司 (シマダ タクジ)
SHIMADA Takuji

基本情報

学位博士(心理学) 名古屋大学 2016年
MA in Speech Communication Indiana University 1985
担当科目英米語演習3 英米語演習4 旅行英語 英米語入門(英米社会)<日米コミュニケーション研究> 異文化コミュニケーション1 異文化コミュニケーション2 Business Communication 英語A(Grammar)<A> 英語A(Oral Communication 1)<A> 英語B(Grammar)<A> 英語B(Oral Communication 1)<A> 観光英語
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(受講対象者別)
現在の専門分野コミュニケーション理論、異文化コミュニケーション, 文化心理学
現在の研究課題効果的な説明における制御焦点の影響
所属学会名日本コミュニケーション学会、大学英語教育学会、全米コミュニケーション学会(National Communication Association)、国際コミュニケーション学会(International Communication Association)、日米コミュニケーション学会(Japan-U.S. Communication Association)、国際比較文化心理学会(International Association for Cross-Cultural Psychology)、日本社会心理学会、International Association for Intercultural Communication Studies, 人格社会心理学会(Society for Personality and Social Psychology)
経歴1982年3月 天理大学外国語学部英米学科卒業
1985年3月 インディアナ大学大学院スピーチコミュニケーション学科修士課程修了 。MA取得。
2013年3月 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程満期退学 博士(心理学)。
メッセージ専門はコミュニケーション論、社会心理学、文化心理学で、特に日米のコミュニケーション行動を計量的に比較するアプローチを取っています。例えば、ある特定の状況下において、日本人はどういうコミュニケーション行動をとるだろうか?アメリカ人ならどう行動するだろうか?そしてそれはどうしてなのか?などの答えを探すことをやっています。大学では英語学を専攻していましたが、そこからコミュニケーション学および社会心理学に興味が移りました。私の英語の授業を受講する皆さんとは、コミュニケーションという視点から英語学習を共に考えていきたいと思っています。

研究活動詳細

著書

  • Travel English at Your Fingertips (Revised Edition) 『実用観光英語 改訂新版』 (共著),成美堂,90頁 2019年01月10日
  • Travel English at Your Fingertips 『実用観光英語』 (共著),成美堂,総頁数116頁中 90頁を担当 2001年01月10日
  • Business Talk 『やさしいオフィス英語』 (共著),成美堂 1997年01月
  • American Homestay Album 『はじめてのホームステイ』 (共著),成美堂,約120頁 1996年01月
  • Short Listening for Travel 『トラベル・リスニング』 (共著),成美堂,約15頁 1994年01月
  • Getting Ready to Go Abroad 『観光英語教本』 (共著),成美堂,約30頁 1993年01月

論文

  • 制御適合は弁明効果に寄与するか:メッセージ・フレームによる制御適合効果の日米比較 (単著),『天理大学学報』 第258輯,pp. 53-73 2021年10月26日
  • 効果的な説明に関する日米比較 (単著),『天理大学学報』第253輯,pp. 33-49 2020年02月26日
  • 弁明プロセスの日常体験ー日米大学生への質問紙調査からー (単著),『天理大学学報』第246輯,pp.57-79 2017年10月26日
  • 弁明過程の日米文化比較 (単著),博士論文 名古屋大学,189頁 2016年01月29日
  • Everday Experiences of Account-Giving from Victim's and Offeder's Perspectives: A Comparison of U.S. American and Japanese Students' Perceptions.  (共),Intercultural Communication Studies XXIV(1) ,pp.82-102 2015年05月
  • 弁明プロセスの日常体験-弁明行為とその効果- (共著),『日本コミュニケーション研究』 第43号,5頁-28頁 2014年11月30日
  • 厳格な文化―寛容な文化: 新たな文化比較パラダイム (単著),『外国語教育:理論と実践』第40号,1頁-15頁 2014年03月31日
  • Everyday experience of account-making process among Japanese and American students: The effects of offense severity and reproach on accounts (共著),Paper presented at the National Communication Association, Washington, D.C. 2013年11月21日
  • A Cross-Cultural Comparison of Everyday Account-Giving Situation Between Japanese and American students (共著),Paper presented at the Interpersonal Communication Interest Group of Western State Communication Association 2012年02月19日
  • 全学部開放科目としての異文化コミュニケーション教育 (単),『2009年日本コミュニケーション研究者会議プロシーディングス』 No.20,1頁〜19頁 2010年09月01日
  • 英語到達度試験(TEPT-1)の項目分析 (共著),『外国語教育:理論と実践』第36号,10頁 2010年03月15日
  • An Exploration into Account-Making Process across Cultures (共著),『NCA 95th Annual Convention Proceedings, National Communication Association』。全米コミュニケーション学会、日米コミュニケーション学会部門よりTop Faculty Paper Award(最優秀発表論文賞)受賞。 2009年11月13日
  • 自尊感情・権利意識が及ぼす弁明コミュニケーションへの影響 ー弁明効果の視点からー (単著),『ヒューマン・コミュニケーション研究』第37号,109頁-130頁 2009年03月31日
  • The Effects of Reproach and Offense Severity on Goals and Preferences for Accouting Tactics between Japanense and Americans (共著),『CD-ROM of Papers Presented at the 2008 NCA Convention, National Communication Association』 2008年11月23日
  • 自尊感情の文化差とその弁明方略への影響 -文化相反仮説の検証- (単著),『ヒューマン・コミュニケーション研究』第35号 (2007年度日本コミュニケーション学会 奨励賞受賞),35頁〜56頁 2007年03月31日
  • 自己有能性・自己好意性の日米文化比較 (単著),『天理大学学報』第214輯,181頁〜198頁 2007年02月26日
  • 項目応答理論(IRT)を応用した言語テストの研究:死角はないのか? (単著),『外国語教育』第32号 天理大学言語教育研究センター,29頁〜42頁 2006年03月15日
  • An Exploration into the Account-Making Process: The Effects of Self-Esteem, Reproach, Offense Severity and Motives on Accounts (単著),『天理大学学報』第211輯,129頁〜151頁 2006年02月26日
  • Accounts and Politeness:Toward a More Comprehensive Model of Account-Giving (単著),『天理大学学報』第205輯, 『日本語学論説資料:第5分冊(コミュニケーション・言語学)』第41号(2004年度版, pp.301-308, 論説資料保存会)に採録。,43頁〜58頁 2004年02月26日
  • The Impacts of Reproach, Offense Severity, and Gender on Preference for Accounting Tactics (単著),『天理大学学報』第204輯,29頁〜44頁 2003年10月26日
  • テレビ政治討論における弁明戦術の分析 (単著),『天理大学学報』 第198輯,103頁〜122頁 2001年09月26日
  • パラグラフ・ライティング指導におけるインターネット利用 (単著),『外国語教育- 理論と実践- 』第25号 pp.49-63 1999年
  • Motivation to Deceive and Deceptive Communication Strategies among Japanese College Students (単著),『文化女子大学紀要人文・社会科学研究』第6集, 『日本語学論説資料:第5分冊(コミュニケーション・言語学)』第35号(1998年度版, pp.350-354, 論説資料保存会)に採録。 1998年01月31日
  • An exploratory investigation of interpersonal communication skills: A case of cross-cultural homestay (単著),『文化女子大学紀要 人文・社会科学研究』第5集,12頁 1997年01月31日
  • 短期ホームステイにおける英語力、フォーリナー・トーク、意欲が相手に与える印象 (単著),『文化女子大学紀要 人文・社会科学研究』第4集,19頁 1996年01月31日
  • Communication competence in a short-term homestay context (単著),『文化女子大学紀要 人文・社会科学研究』第3集,17頁 1995年01月31日
  • 言語伝達能力テストの特徴、長所、及び問題点 (単著),『研究紀要』専修学校教育振興会,15頁 1991年03月31日
  • A Cross-cultural comparison of Japanese and American compliance-gaining strategies. (単著),Department of Speech Communication, Indiana University,122頁 1985年03月31日

その他

  • ポスター発表「説明における制御適合効果の規定因:メッセージ・フレームによる制御適合効果に日米比較 (単独),日本社会心理学会第63回大会 (於 京都橘大学) 日本社会心理学会 第63回大会 発表論文集,p.184 2022年09月15日-2022年09月15日
  • Web発表:制御適合は弁明効果に寄与するか:メッセージ・フレームによる制御適合効果の日米比較 (単独),第61回(2020年)日本社会心理学会大会発表論文集(学習院大学),p.190 2020年11月07日-2020年11月08日
  • 口頭発表「説明効果の日米比較:制御焦点理論の適用」 (単独),日本コミュニケーション学会第49回年次大会 (二松學舍大学)『日本コミュニケーション学会第49回年次大会  プロシーディングス』, pp.42-43 2019年06月09日
  • 研究ノート:「制御焦点と文化差が弁明行為に与える影響」 (単著),『天理大学学報』第70巻第1号(第249輯);『日本語学論説資料:第5分冊(コミュニケーション・言語学)』第55号(2018年度版, pp.282-289, 論説資料保存会)に採録,pp. 79-93 2018年10月
  • 口頭発表:「弁明効果の日米比較:弁明受諾方略に焦点を当てて」 (共同),日本コミュニケーション学会第45回年次大会 (於南山大学)『日本コミュニケーション学会第45回年次大会プロシーディングス』,pp.12-13 2015年06月13日
  • 自尊感情の日米比較 (単著),CLEARSKY第13号 天理大学言語教育研究センター,pp.12-14 2015年03月31日
  • ステレオタイプと集団主義的コミュニケーション (単著),CLEARSKY第12号 天理大学言語教育研究センター,pp.16-18 2014年03月31日
  • 口頭発表:"Everyday experience of account-making process among Japanese and American students: The effects of offense severity and reproach on accounts" (共同),Presented at the 99th Annual Convention of the National Communication Association, Washington, D.C., Japan-US Communication Association 2013年11月21日
  • 口頭発表:「日米大学生の弁明プロセスの日常体験: 弁明行為とその効果」 (共同),第43回日本コミュニケーション学会年次大会(於:立教大学)『日本コミュニケーション学会第43回年次大会プロシーディングス』,pp.16-17 2013年06月22日
  • 書評:『ボスだけを見る欧米人みんなの顔まで見る日本人』 (単著),CLEARSKY第11号(pp.25-26) 天理大学言語教育研究センター 2013年03月31日
  • 口頭発表:"Dealing with interpersonal conflict: A Japan-US comparison on conflict accounts" (単独),Presented at the 2012 Conference of the International Communication Association (Phoenix, Arizona, USA) 2012年05月25日
  • 口頭発表:"A Cross-Cultural Comparison of Everyday Account-Giving Situation Between Japanese and American students" (共同),Presented at the 83rd Annual Convention of Western States Communication Association (Albuquerque, NM) 2012年02月19日
  • 口頭発表:「日米大学生の弁明プロセスの日常体験:日米大学生への質問紙調査から」 (共同),第41回日本コミュニケーション学会年次大会(於:西南学院大学)『日本コミュニケーション学会第41回年次大会プロシーディングス』,pp.38-39 2011年06月19日
  • 2つのコントロール 〜周りをコントロールするか、自分をコントロールするか〜 (単著),CLEARSKY第9号(pp.26-28) 天理大学言語教育研究センター 2011年03月31日
  • 研究ノート:Cultural Differences in Self-Enhancing Tendencies and Their Implications for Interpersonal Accounts (単著),天理大学学報(第226輯),87頁-104頁 2011年02月26日
  • 口頭発表:"An Exploration into the Account-Making Process across Cultures" (共同),Presented at 95th Annual Convention of National Communication Association, Japan-U.S. Communication Association.  2009年11月13日
  • 口頭発表:「全学部開放科目としての異文化コミュニケーション教育」 (単独),2009年度日本コミュニケーション研究者会議、テーマ:「異文化コミュニケーション教育の現状と課題」 (於 愛知淑徳大学星ヶ丘キャンパス) 2009年05月17日
  • 口頭発表: "The Effects of Reproach and Offense Severity on Goals and Preferences for Accouting Tactics between Japanense and Americans" (共同),Presented at 94th Annual Convention of National Communication Association(全米コミュニケーション学会)in San Diego, CA.  2008年11月23日
  • 口頭発表:「自尊感情・権利意識が及ぼす弁明コミュニケーションへの影響 ー弁明効果の視点からー」 (単独),日本コミュニケーション学会第38回年次大会 (於 名古屋外国語大学) 『日本コミュニケーション学会第38回年次大会プロシーディングス』,35頁〜36頁 2008年07月06日
  • 報告書:「どう弁明すべきか?〜弁明コミュニケーションに影響を与える要因を探る〜」 (単著),『天理大学公開講座』第4号2005年度/2006年度,33頁〜37頁 2008年06月
  • 口頭発表:「自尊感情の文化差とその弁明方略への影響 〜文化相反仮説の検証〜」 (単独),日本コミュニケーション学会第36回年次大会 (於 桜美林大学)  2006年06月17日
  • 試験を知る 〜項目応答理論に基づく英語能力試験とは〜  (単著),CLEAR SKY 第3号 天理大学言語教育研究センター,20頁〜24頁 2005年03月
  • 英語教育プログラムの現状と今後の課題  (単著),CLEAR SKY 第2号 天理大学言語教育研究センター,18頁〜23頁 2004年03月
  • 実践報告:「視覚障害学生および聴覚障害学生を含む授業「英語1」での取り組み」 (共著),『天理大学人権問題研究室紀要』 第4号,52頁〜54頁 2001年03月31日
  • 資料紹介:「論文執筆におけるインターネット利用-コミュニケーション研究者の視点から-」 (単著),『天理大学学報』第192輯,279頁〜290頁 1999年10月26日
  • 雑誌記事「スピーチコミュニケーション学とはどういう分野か?」 (単著),『2000年大学院留学辞典』アルク,2頁 1999年10月
  • 口頭発表:「インターネットを利用したコミュニケーション研究」 (単独),日本コミュニケーション学会関東支部会例会(大妻女子大学千代田キャンパス) 1998年02月28日
  • 口頭発表:「英作文授業におけるワープロ利用の試み」 (単独),大学英語教育学会(JACET)第34回年次大会 (於 大谷大学) 1996年09月22日
  • 口頭発表:"Motivation to Deceive and Forms of Deception among Japanese College Students" (単独),日本コミュニケーション学会第26回年次大会 (於 大妻女子大学) 1996年06月22日
  • 口頭発表:「短期ホームステイにおける英語力、フォーリナー・トーク、意欲が相手に与える印象に関する一考察」 (単独),大学英語教育学会(JACET)第33回年次大会 (於 成城大学)   1995年09月15日
  • 口頭発表: "An Exploratory Analysis of Competent Communication Behavior in a Short-Term Cross-Cultural Homestay" (単独),日本コミュニケーション学会第25回年次大会 (於 札幌大学) 1995年06月25日

学会・社会活動等

一般活動

  •  国際コミュニケーション学会プリカンファレンス、個人発表2(組織コミュニケーション)司会(於 明治大学) 2010年06月20日
  •  日本コミュニケーション学会 ジャーナル論文査読委員 2009年08月-2012年08月
  •  橿原市教育委員会 まほろば大学講師 2000年04月-2000年10月

講演・公開講座等

  • 「どう弁明すべきか?〜弁明コミュニケーションに影響を与える要因を探る〜」 これまでの実証研究で解明されてきた弁明行動やその効果に影響を及ぼすさまざまな要因を紹介し、そのメカニズムについて講演した。,天理大学・天理市教育委員会,天理市文化センター 2006年07月08日
  • 天理大学創立80周年記念行事 公開シンポジウム 「ことばの翼に乗って」 コーディネーター 言語能力を武器に世界中で活躍している天理大学卒業生5名によるパネルディスカッションのコーディネーターとして司会進行した。パネリストとして参加した卒業生は、水野俊平氏(朝鮮学科卒)、種田耕蔵氏(英米学科卒)、飛騨晶子氏(タイ学科卒)、大植陽氏(ロシア学科卒)、朱英范氏(日本学科卒)。,天理大学言語教育研究センター,天理大学 2005年11月05日
  • 「試験を知る 項目応答理論に基づく英語能力試験とは?」 第5回天理大学英語(外国語)教育研究会において、最近注目されている項目応答理論に基づく英語能力試験とはいかなるものなのか、その理論の特長、従来の試験と比較した場合の利点等について発表した。,天理大学言語教育研究センター,天理大学 2005年01月29日

受賞

  • Top Faculty Paper Award (Japan-U.S. Communication Association) 受賞論文:"An Exploration into the Account-Making Process across Cultures" ,Japan-U.S. Communication Association 2009年11月15日
  • 日本コミュニケーション学会 奨励賞 (論文の部) 受賞論文「自尊感情の文化差とその弁明方略への影響:文化相反仮説の検証」,日本コミュニケーション学会 2007年06月16日

外部資金による研究・活動等

  • 制御焦点、制御適合が説明の効果に与える影響:日米比較研究 科学研究費補助金:基盤研究(C) 2018年-2021年
  • 弁明コミュニケーション過程の日米文化比較 科学研究費補助金:基盤研究(C) 2010年-2012年

大学運営等

大学、学部運営等に関する諸活動

  • 英米語専攻主任  2022年04月01日-現在まで
  • 外国語学科主任  2020年04月01日-2022年03月31日
  • 言語教育研究センター長  2018年04月01日-2019年03月31日
  • FD委員長  2014年04月-2016年03月31日
  • FD副委員長  2012年04月-2014年03月31日
  • 言語教育研究センター長  2010年09月16日-2012年03月31日

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