歴史文化学科 歴史を学び、世界を幅広い見地から見通す

歴史文化学科ニュース

PICK UP CONTENTS

学科概要

こんなひとに向いている学科です

  • 日本史や考古学・民俗学が
    好きなひと
  • 博物館学芸員になりたいひと
  • 好きな学びを
    将来に活かしたいひと

学びのポイント

01. 「ほんもの」の文化財に触れて学ぶ

多様な機会を通し、奈良・天理にしかない歴史学(日本史)・考古学・民俗学の史資料に直接触れ、文化財に対する知識を深めていきます。附属天理図書館・附属天理参考館も活用して幅広い知識と高い専門性を培います。

02. 将来を見据えた各履修モデル

一般企業でも文化財に対する需要は大きくなっています。歴史文化の学びを活かして活躍するために、本学科では教職・博物館学芸員資格の取得を核にした7つの履修モデル・プログラムを用意しています。

03. キャンパス内外に広がる学びのフィールド

キャンパスは日本最古の道である「山の辺の道」沿いにあります。近隣にある東乗鞍古墳の発掘や日本各地での歴史・民俗調査のほか、イスラエルでの遺跡の発掘調査など、学びのフィールドは国内外に広がっています。

学びを未来に活かす履修モデル・資格モデル

「教職」資格モデル(社会・中学校)

中学校教諭一種免許状(社会)の取得をめざします。

  • めざす将来像:中学校教員(社会)

「教職」資格モデル(地理歴史・高等学校)

高等学校教諭一種免許状(地理歴史)の取得をめざします。

  • めざす将来像:高等学校教員(地理歴史)

「公務員志望」履修モデル

国家・地方公務員をめざし、公務員試験の合格をめざします。

  • めざす将来像:公務員

「一般企業志望」履修モデル

営業・事務職など一般企業への就職をめざします。

  • めざす将来像:一般企業就職(営業・事務職など)

「大学院進学志望」履修モデル

大学院博士前期課程(修士課程)への進学をめざします。

  • めざす将来像:大学院進学

「文化財専門職(博物館学芸員)」プログラム

博物館学芸員課程修了により文化財専門職をめざします。

  • めざす将来像:博物館学芸員、教育委員会文化財担当者

「文化資源マネジメント」プログラム

文化財への理解を持つ社会人・公務員をめざします。

  • めざす将来像:公務員(観光部局担当など)

4年間の学びの流れ

  • 1年次

    続きを読む

    各学問の基礎知識を獲得する

    代表的な授業

    ・歴史学概論
    E・H・カー『歴史とは何か』を中心に、近代以降の歴史学の歩みを紹介しながら、歴史を研究するとは具体的に何をすることなのか、何をめざしているのかを考えていきます。

  • 2年次

    続きを読む

    専門知識を学び論理的思考力を鍛える

    代表的な授業

    ・歴史学コース:歴史学研究入門
    先行研究を探す目を養い、論文の内容を要約してそれを解説するという人文科学、日本史学の基礎を学びます。

    ・考古学コース:考古学実習1・2・3
    機器を使った遺跡の測量や出土遺物の取り扱いなど、遺跡調査に必要な知識と技術を実践的に学びます。

    ・民俗学コース:フィールドワークからみる民俗文化
    フィールドワークの基本「あるく・みる・きく」を通じて、私たちの生活・歴史文化を民俗学的視点から考えます。

  • 3年次

    続きを読む

    自らの研究テーマを探る

    代表的な授業

    ・歴史学コース:歴史学史料実習3・4
    附属天理図書館の未整理史料の整理を通じ、文書資料整理について学び、古文書を扱える文化財担当者に必要な基礎を築きます。

    ・考古学コース:考古資料の情報化
    発掘調査での出土資料を素材に、考古資料の効率的な整理、資料の性質に応じた情報化などについて、理論と実践の方法を学びます。

    ・民俗学コース:歴史民俗学演習1・2
    深めてみたい伝承文化に関する論文を教員と相談して選び、研究法・研究の現状を把握することをめざします。

  • 4年次

    続きを読む

    学びの集大成として卒業論文に取り組む

    【卒業論文の例】

    ・歴史学コース

    • (歴史学)又春廓川本楼で働く女性たちの実態について
    • (歴史学)浅井氏の滅亡にみる家臣団の構造

    ・考古学コース

    • (考古学)近江・長原地域における飛雲文系軒丸瓦について
    • (考古学)奄美大島における「弥生系土器」の基礎的研究

    ・民俗学コース

    • (民俗学)幟と旗飴 —奈良県における初午行事の変化と意味—
    • (民俗学)人口減少地域における秋祭りの意義 —石川県七尾市中島町の笠師祭を事例に—

就職実績・資格

※文学部歴史文化学科の就職実績になります。

主な就職先(直近5年)

ノベルズ、クロカワ工芸、みやまえ、コスモ、東洋スクリーン工業、福知山都市ガス、東京コンピュータサービス、九州旅客鉄道(JR九州)、近畿日本鉄道、長野電鉄、ACN、イズミヤ、大黒天物産、さとう、ユニクロ、夢楽染、ヤマウチ、あさひ、トヨタカローラ南海、日産プリンス奈良販売、コメリ、アルペン、親和銀行、北伊勢上野信用金庫、アクトワンヤマイチ、オリックス自動車、佐藤会計事務所、トリドールジャパン、天理よろづ相談所病院、日本郵便、奈良県農業協同組合、安倍文殊院、奈良県、五條市、橋本市、人吉球磨広域行政組合 他(順不同)

取得可能な資格

  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • 日本語教員
  • 矯正・保護支援
  • 天理教教人

教員一覧

カリキュラム

カリキュラムツリー(PDF)

カリキュラムマップ(PDF)

教育ポリシー

  • アドミッション・ポリシー

    歴史文化学科の教育目標を達成するために、次のような人を求めています。
    ①歴史文化に関する基礎的な知識を身につけたい人(知識)
    ②論理的思考力を身につけたい人(思考)
    ③歴史学・考古学・民俗学に関する専門的な知識を身につけたい人(知識・技術)
    ④調査・収集・分析・理解する力を身につけたい人(技術・行動)
    ⑤構想・表現・伝達する力を身につけたい人(創造・行動)
    ⑥アイデンティティを構築し、社会に貢献する力を身につけたい人(意欲・行動)
    ⑦社会活動・課外活動などの分野で積極的に取り組んだ経験を有し、歴史に関心がある人(意欲)
    試験は、総合型選抜、特別選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、編入学選抜の各入試方式によるものとします。

  • カリキュラム・ポリシー

    歴史学・考古学・民俗学に関する専門的な知識を身につける科目を体系的に配置しています。1年次では基礎演習および概論・要説により幅広く歴史文化を学び、2年次で歴史学・考古学・民俗学の各コースに分かれて理解を深めます。
    2年次には講義科目によりそれぞれの専門知識を系統立てて学び、講読科目や実習科目によって専門技術を習得し、資料を収集・分析、研究成果を引き出す力を身につけます。演習科目の2年次の研究入門、3・4年次の各演習により、自ら課題を立て調査を計画する構想力、調査結果を分析・考察する論理的思考力、考察の結果として得た知見を伝える表現力、討議し考えを深めるコミュニケーション力を高め、最終的に卒業論文の執筆につなげるカリキュラムを編成しています。

  • ディプロマ・ポリシー

    次のような知識や能力を備えた学生に学士(歴史文化学)の学位を授与します。
    ①歴史文化に関する基礎的な知識を身につけている(知識)
    ②論理的思考力を身につけている(思考)
    ③歴史学・考古学・民俗学に関する専門的な知識を身につけている(知識・技術)
    ④調査・収集・分析・理解する力を身につけている(技術・行動)
    ⑤構想・表現・伝達する力を身につけている(創造・行動)
    ⑥アイデンティティを構築し、社会に貢献する力を身につけている(意欲・行動)

人文学部

ページ先頭へ