医療学部 看護学科 ケアのプロフェッショナルに
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もっと知りたい!天理大学の学び
2024.02.19 医療学部看護学科
【まちの保健室 後篇】病気を治すだけが、看護じゃない。 防災支援と看護の深いかかわりとは?
THE STORIES
天理大学で紡ぐ、一人ひとりの物語。
2024.07.24 医療学部看護学科
子どもたちの笑顔が、原動力。バトン活動を通じて、深まった理解。
学科概要
こんなひとに向いている学科です
- 看護師になりたいひと
- 高度医療機関で実習したいひと
- 助産師や保健師をめざすひと
学びのポイント
01. 知識・実践能力・ケアの心を育む
「人に尽くすことを自らのよろこびとする」という学部の理念を第一とする教育課程のもと、サイエンス(科学的な看護学の知識)・アート(看護実践能力)・ヒューマニティ(ケアの心)を持つ看護の実践ができるように講義・演習・実習に取り組みます。卒業後の進学により助産師、保健師の資格取得の可能性も開かれています。
02. 天理よろづ相談所病院での臨地実習
臨地実習では講義や演習で身につけた力を統合し、看護実践能力を高めます。実習先はキャンパスのすぐ傍にある天理よろづ相談所病院。奈良県でも有数の高度医療機関で実習に臨めるのは、本学部ならではの魅力です。教員と指導者が連携を取った受け入れ体制のなかで、実習に励むことができます。実習の場でたくさんの卒業生と出会うことができます。
03. 9割が天理よろづ相談所病院に就職
毎年国家試験合格率、就職率ともに高い実績をあげています。9割以上が天理よろづ相談所病院に就職するほか、助産師や保健師資格取得をめざして進学する学生もいます。卒業生は、病院のほか、訪問看護、保健ステーション、社会福祉施設、ステーション、施設や企業、医療室に就職しています。
学びを未来に活かすキャリア支援
看護師国家試験合格に向けた支援
看護師国家試験の全員合格をめざして、クラス担任が中心となり1年次から4年次まで国家試験対策を実施。1・2年次には低学年向け模擬試験、3年次には模擬試験と対策講座、4年次には模擬試験、弱点科目対策講座、苦手問題個別補講などを実施し、その到達度に応じて担当教員が個別にサポートしています。助産師、保健師の資格取得のための進学や大学院受験希望者に対し、筆記試験対策や面接のアドバイスも行っています。
4年間の学びの流れ
1年次
続きを読む人間性を養い、看護の基礎を築く
教養科目などで人間性を養いながら、身体のしくみや疾病の成り立ちと治療を学び、同時に心理学の科目や演習で対人能力を磨きます。
代表的な授業
・地域のくらしと看護
フィールドワークを通じ、地域の生活環境と暮らしが健康に与える影響を学び、そのひとらしい暮らしの継続に貢献する看護を考察します。
2年次
続きを読む専門領域の知識・技術を修得する
看護や医療における専門領域の授業が始まります。対象の個別性にあった適切な看護実践に向けた専門知識と看護技術を養います。
代表的な授業
・ヘルスアセスメント
ヘルスアセスメントに関する実践的な力と、患者さんにあった適切な看護を導き出すための「看護過程」を展開する基礎的能力を養う演習科目です。
3年次
続きを読む臨地実習で看護実践能力を修得する
前半では多様な看護学の方法論を修得し、後半では病棟実習や施設実習で、さまざまな対象に応じた看護実践能力の修得をめざします。
代表的な授業
・慢性期(在宅移行)看護学実習
地域で暮らす人を生活者という視点で理解し、在宅移行を支える医療チームの一員としての看護活動を学びます。
4年次
続きを読む
就職実績・資格
主な就職先(直近5年)
天理よろづ相談所病院、奈良県立医科大学付属病院、奈良県総合医療センターなど。
主な進学先
(助産師課程)奈良県立医科大学大学院、神戸市立看護大学大学院、県内および県外の助産専攻科
(保健師課程)県内および県外の保健師専攻科
取得可能な資格
- 看護師国家試験受験資格
看護師国家試験合格率
過去3年の平均合格率 | 98.6% |
---|---|
2023年3月卒 | 97.1% |
2022年3月卒 | 100.0% |
2021年3月卒 | 98.7% |
過去3年間の天理大学医療学部看護学科(旧天理医療大学)の平均合格率は98.6%となっています。全国平均が90.8%(第112回看護師国家試験)ですので、合格率は高い水準であるといえます。
教員一覧
カリキュラム
カリキュラムツリー(PDF)
カリキュラムマップ(PDF)
教育ポリシー
アドミッション・ポリシー
看護学科の教育目標を達成するため、次のような人を求めています。
① 豊かな人間性と高い倫理観をもち、対象の人々の健康な生活の実現のために科学的根拠に基づく専門的な志向を身につけたい人(思考)
② 質の高い看護実践を目指し、看護学および関連領域の最新の知識・技術を主体的に探索し活用する態度を身につけたい人(知識・態度)
③ 優れたコミュニケーション能力を身につけ、対象者と対話による相互理解や良好な人間関係を築く能力を身につけたい人(態度・行動)
④ 看護専門職として保健医療福祉等の多様な職種と協働して活動できる能力を身につけたい人(知識・技術)
⑤ 常に研究的視点を持ち、看護実践の解決すべき課題の発見と解決のため論理的な思考と分析の態度を身につけたい人(思考・知識・態度)
⑥ グローバルな視点で多様な価値観を持つ人々の健康に貢献できる資質を身につけたい人(創造・行動)
試験は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、共通テスト利用選抜の各入試方式によるものとします。カリキュラム・ポリシー
医療人として必要な基礎をつくる「総合教育科目」、それを発展させ各専門科目の基礎をつくる「専門教育科目」があります。特に「専門教育科目」には、「身体的」「心理・社会的」「保健・医療・福祉」などを学修する「専門共通科目」、人の成長発達段階に合わせた看護学を学修する「看護学専門科目」を配置して、4年間を通して体系的に学修できるよう配置しています。1年次では、看護実践者に必要な基盤的能力を身につけるための講義・演習・実習科目を配置、2年次、3年次既習科目で学んだ知識を踏まえ、段階を踏んで看護職に必要な知識や技術を習得する講義・演習・実習科目を配置しています。4年次では、地域の健康教育を含め看護の統合と発展の科目を配置し、将来のゼネラリスト、スペシャリストを視野にいれた選択科目を多く配置したカリキュラムを編成しています。
ディプロマ・ポリシー
次のような知識や能力を備えた学生に学士(看護学)の学位を授与します。
① 豊かな人間性と高い倫理観をもち、対象の人々の健康な生活の実現のために科学的根拠に基づく専門的な志向を身につけている(思考)
② 質の高い看護実践を目指し、看護学および関連学問領域の最新の知識・技術を主体的に探索し活用することができる(知識・態度)
③ 優れたコミュニケーション能力を身につけ、対象者と対話による相互理解や良好な人間関係を築くことができる(態度・行動)
④ 看護専門職として保健医療福祉等の多様な職種と協働して活動できる能力を身につけている(知識・技術)
⑤ 常に研究的視点を持ち、看護実践の解決すべき課題の発見と解決のため論理的な思考と分析ができる(思考・知識・態度)
⑥ グローバルな視点で多様な価値観を持つ人々の健康に貢献できる資質を身につけている(創造・行動)