人文学部 宗教学科 深い宗教的知識で、共生社会に貢献する
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もっと知りたい!天理大学の学び
2024.02.16 人文学部宗教学科
聞こうとするからこそ、届く言葉がある? 「おさしづ」を理解するために必要な姿勢。
THE STORIES
天理大学で紡ぐ、一人ひとりの物語。
2024.07.24 人文学部宗教学科
人に頼ることは、人の成長につながる。オープンキャンパス学生実行委員会で学んだこと。
学科概要
こんなひとに向いている学科です
- 天理教・世界の宗教に
関心があるひと - 天理教内の進路をめざすひと
- 宗教文化士に興味があるひと
学びのポイント
01. 「実践性」と「現代性」を重視
天理教学にかかわる科目と宗教学にかかわる科目を2本柱で学びます。学生の関心やニーズに応える現代的なテーマの学びが充実しており、天理教にかかわる進路で必要となる「実践性」と「現代性」が身につきます。
02. 3つの履修モデルで将来像を明確化
①天理教内の立場(教会長、布教師など)②企業への就職・大学院への進学③中学校・高等学校の教員免許状(宗教)取得という、想定される主な進路ごとの履修モデルで、将来像を明確にしながら学べます。
03. 「おぢば」で学ぶ貴重な4年間
天理教の聖地である「おぢば」で、全国各地から集う仲間と学びに没頭できます。創設者 中山正善・天理教二代真柱の想いを受け継ぐ本学での4年間は、天理教の本質・意義を再認識する貴重な時間になるはずです。
学びを未来に活かす履修モデル・資格モデル
「伝道課程」資格モデル
天理教内の立場(教会長、布教師など)に必要な学びを実践的に修得。
国内外の布教に従事するよふぼく育成を目的とする資格課程「伝道課程」の修了を推奨しています。
- めざす将来像:天理教内の立場(教会長、布教師など)
「宗教文化士」資格モデル
主に企業・行政への就職、大学院への進学など、教内における実践的な立場以外の進路を希望する学生に向けたモデル。
認定資格「宗教文化士」の取得を推奨しています。
- めざす将来像:一般就職・大学院進学
「教職」資格モデル(宗教)
特に天理中学校・高校における「教義(宗教)」の担当教員を志す学生向けに、中学校教諭一種免許状(宗教)、高等学校教諭一種免許状(宗教)の取得をめざします。
- めざす将来像:中学・高等学校教員(宗教)
4年間の学びの流れ
1年次
続きを読む基礎知識と学びの「姿勢」を身につける
①天理教と宗教に関する基礎的な知識②読み書きに関する基本的な技術③「みずから考える」姿勢を身につけます。
代表的な授業
・宗教研究基礎演習
天理教と宗教に関する文献を中心にSNSなどとは異なる長い文章の読解や、自分と他人の意見を明確に区別できるレポート作成を通じ、「みずから考える」能力を鍛えます。
2年次
続きを読む理解を深め、自分の関心を掘り起こす
①天理教学や宗教学の主なトピックに関する基礎的な知識を深め、②より深く読み解く力と③自分の考えを育てる力を養います。
代表的な授業
・天理教原典学/現代宗教を読み解くゼミ
前者では天理教の原典を講義形式で学び、後者では宗教と政治・経済・科学・生活文化とのかかわりや、宗教的な視点から見た現代社会について演習形式で学びます。
3年次
続きを読む専門的なテーマへの学びを深める
各「特殊講義」で専門的な語彙(概念)や理論、歴史的文脈を、また各「演習」において古典的文献の精読を通したテキスト解釈の視点や方法を身につけます。
代表的な授業
・宗教研究演習1・2
天理教研究と宗教研究の領域とにクラス分けし、各領域の古典的なテキストを精読・発表。文献・資料を理解し、自身の見解を言語化する方法を学びます。
4年次
続きを読む学びの集大成として卒業論文に取り組む
学びの集大成として卒業論文に取り組む
【卒業論文の例】- 慰霊と追悼ー沖縄戦の記憶からー
- 「血盆経」の受容と日本の女性観
- サブカルチャーと宗教ーなぜ聖地巡礼なのかー
- 辻忠作の説いた「かしもの・かりもの」の教理
- 地域の拠点としての天理教会の新たな取り組みー子ども食堂を通してー
就職実績・資格
※人間学部宗教学科の就職実績になります。
主な就職先(直近5年)
大和ハウス工業、一条工務店、オンテックス、 東京めいらく(スジャータ)、大和冷機工業、フタバ産業、帝人ナカシマメディカル、 U-NEXT、エコ配、ヤンマーアグリジャパン、三笑堂、スズキ自販滋賀、仙台銘板、イオンビッグ、 As-meエステール、ネッツトヨタ大分、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、福屋ホールディングス、ベネッセスタイルケア、協同福祉会、アクアテック、皇宮警察、警察(警視庁、大阪府、京都府) 他(順不同)
取得可能な資格
- 中学校教諭一種免許状(宗教)
- 社会福祉主事任用資格
- 日本語教員
- 高等学校教諭一種免許状(宗教)
- 図書館司書
- 矯正・保護支援
- 宗教文化士(受験資格)
- 博物館学芸員
- 天理教教人
教員一覧
カリキュラム
カリキュラムツリー(PDF)
カリキュラムマップ(PDF)
教育ポリシー
アドミッション・ポリシー
宗教学科の教育目標を達成するために、次のような人を求めています。
①宗教研究に必要な情報収集力を身につけたい人(技術)
②天理教および世界のさまざまな宗教について、基礎的な知識を身につけたい人(知識)
③世界の諸宗教や天理教の基本的教理に関心がある人(思考)
④宗教研究に積極的に取り組む意欲をもつ人(意欲)
⑤他者の信仰を理解するとともに、多様性を尊重し、価値観を異にする他者と共に生きることができる人(態度)
⑥地域社会や国内外各地において「他者への献身」の精神をもって活動できる人(行動)
⑦社会活動・課外活動などの分野で積極的に取り組んだ経験を有し、宗教に関心がある人(意欲)
試験は、総合型選抜、特別選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、編入学選抜の各入試方式によるものとします。カリキュラム・ポリシー
宗教学の基礎的な理論及び世界の主要な宗教伝統の歴史的展開や思想に関する科目とともに、天理教の原典や教義、歴史に関する科目を配置しています。また、こうした基礎的・歴史的な知の修得を踏まえ、現代世界における天理教及び諸宗教伝統の今日的な意義や役割について学ぶ科目も配置しています。こうした多面的かつ実践的なカリキュラム編成は、宗教及び天理教に関する知識や思考力はもとより、個々の学生の信仰の涵養と豊かな人格形成を図るものです。
1年次では基礎演習と基礎科目、2年次では発展演習と発展科目、3年次では研究演習および発展科目を履修することで、段階的な理解を深める編成となっています。さらに、学修の総まとめとしての卒業論文作成に向けた演習を、3年次と4年次に配置したカリキュラムを編成しています。ディプロマ・ポリシー
次のような知識や能力を備えた学生に学士(宗教学)の学位を授与します。
①宗教研究に必要な日本語および外国語の能力と情報収集力を身につけている(技術)
②天理教および世界のさまざまな宗教について、基礎的な知識を身につけて広い見識をもつことができる(知識)
③世界の諸宗教や天理教の基本的教理に関心をもち、情報収集と分析を通して課題を設定することができる(思考)
④これまでに学んだ知識や研究の方法論を駆使して、宗教研究に積極的に取り組むことができる(意欲)
⑤他者の信仰を理解するとともに多様性を尊重し、価値観を異にする他者と共に生きることができる(態度)
⑥地域社会や国内外各地において「他者への献身」の精神をもって活動することができる(行動)