「母の出産体験を聞き、妊娠・出産の尊さを知ったことで助産師を志しました」。
看護学科の秋岡さん。学科での学びに励みながら、もうひとつ熱心に取り組んでいることがあるそうです。
今、一番熱心に取り組んでいるのは?
「Allegros」という学外のクラブチームで、こどもたちにバトントワリングを教えています。高校の部活動でバトントワリングを始めたのですが、その時のコーチや顧問の先生から声をかけていただいたことをきっかけに始めました。
活動の醍醐味は?
子どもたちが「先生、先生!」とその日の出来事や、できるようになった技を必死に教えに来てくれることが、とてもかわいくてうれしく、私の原動力になっています。
影響を受けたアドバイスは?
顧問の先生からいただいた、「子どもひとり一人に“心”をかけてあげることが大切」との助言です。1人にかける時間がなかなか取れないこともありますが、なるべく丁寧にコミュニケーションを取るように心がけています。
「子どもたちがスポーツを通して仲間やコミュニティを作っていく姿や、その様子を見て“自分も頑張ろう”という気持ちを持つ人が増えていくことが素敵だなと感じます」。
そう笑顔で話す秋岡さんが目標とするのは、自身の母親だそうです。
あなたに影響を与えた「CONNECT(つながり)」は?
母です。助産師をめざすようになったのも、母自身の辛かった出産体験を聞いたことがきっかけです。母のように不安を抱える妊婦さんに少しでも安心感を与えられるような、あたたかい助産師になりたいです。
今の社会には何が足りないと思う?
少数派になる勇気だと思います。私を含めて日本人は特に、周囲の人の目を気にして本当にやりたいことができていない人がたくさんいるのではないかと思います。
最後に、将来への意気込みを教えてください。
看護学科では、助産師に必要な母体とベビーの基礎的な看護の勉強を、講義や演習・実習を通して深めることができました。バトントワリングで子どもたちから得た気づきを将来に活かせるよう、卒業まで学びに励みたいと思います。
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