教員・研究者一覧

教授

人文学部
宗教学科
大学院
宗教文化研究科宗教文化研究専攻
東馬場郁生 (ヒガシババ イクオ)
HIGASHIBABA Ikuo

基本情報

学位 Doctor of Philosophy
(History of Religions)
Graduate Theological Union, Berkeley
担当科目宗教科指導法2 宗教科指導法3 宗教研究演習1 宗教研究演習2 宗教学概論2 天理教概説1<外国語> 天理教概説1<医療> 天理教概説2<外国語> 天理教概説2<医療> Japanese History 天理スポーツ学<B> 英語1<医療C> 英語2<医療D>
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(受講対象者別)
現在の専門分野比較宗教学 きりしたん研究
現在の研究課題北米における宗教研究 近世日本におけるキリスト教 
所属学会名日本宗教学会、キリシタン文化研究会 キリスト教史学会
経歴天理大学外国語学部英米学科卒業(1983)
シカゴ大学大学院神学部宗教学科卒業(M.A.1987)
バークレー神学校連合大学院宗教学科卒業(Ph.D.1997)
天理教海外部翻訳課勤務(1983-2002)
天理教校本科勤務(2002-2008)
学校法人天理大学総合企画部勤務(2008-2009)
天理大学国際文化学部欧米学科教授(2009-2010)
天理大学国際学部外国語学科英米語専攻教授(2010-2022)副学長兼務(2016-2022)
天理大学人間学部宗教学科教授(2022-現在)

研究活動詳細

著書

  • きりしたん受容史ー教えと信仰と実践の諸相ー (単著),教文館,320頁 2018年12月21日
  • きりしたん史再考―信仰受容の宗教学 (単著),天理大学おやさと研究所 グローカル新書6 ,214頁 2006年04月
  • Christianity in Early Modern Japan: Kirishitan Belief and Practice. (単著),E.J. Brill (Leiden),xxxi + 201 pages 2001年09月

論文

  • 潜伏きりしたんの「信仰」の語り方ー「教理」「実践」「マテリアリティー」 (単著),『キリシタン1622—殉教・列聖・布教聖省 400年目の省察』キリシタン文化研究第30冊(教文館) ,221頁-239頁 2024年01月30日
  • "On Documents and Perspectives in the Studies of the Christian Century in Japan" (単著),Bulletin of Portuguese/Japanese Studies, 2nd Series, Volume 5,91-99 pages 2022年12月
  • 宗教現象学の方法論的再評価の試み (単著),『天理大学学報』第73巻第2号,1-13頁 2022年02月
  • きりしたん研究の歴史観的転回と受容史構築への見通し (単著),『キリシタン歴史探求の現在と未来』(教文館),31-57頁 2021年03月
  • 啓示について (単著),『天研』18,29ー40頁 2016年03月
  • ひのきしんを通してのたすけ (単著),『天研』第16号,203-212頁 2014年03月26日
  • An Art of History, An Art of Comparison: Reconstructing Christianity in Premodern Japan through Comparative Analysis (単著),Religious Studies in Japan vol. 2 (online),pp. 37-52 2014年01月08日
  • Studies of the Jesuit Mission Press in Early Modern Japan (単著),Tenri Journal of Religion No. 42,pp. 177-200 2014年01月
  • 比較宗教論の現代的展開 (単著),『天理大学学報』64-2,111-130頁 2013年02月
  • Buddhist Mind, Western Thought: Inoue Enryo's Comparative Analysis of Christianity and Buddhism in Meiji Japan (単著),『Memory and Imagination: Essays and Explorations in Buddhist Thought and Culture』,pp. 219-237 2010年07月
  • 比較宗教研究の課題とゆくえ―ポストエリアーデとポストモダン― (単著),『比較思想研究』34,81頁〜87頁 2008年03月
  • 宗教研究における還元主義の問題―ポストエリアーデ時代の論争から (単著),『宗教研究』352,1頁〜22頁 2007年06月
  • きりしたん伝道における適応の論理 (単著),『グローバル化のなかの宗教』 世界思想社,153頁〜179頁 2007年01月
  • 神のことばとひながた―他者性を超えて (単著),『天理教学研究』42,199頁〜210頁 2006年01月
  • 日本におけるキリスト教葬儀のはじまり―キリシタン伝道と葬儀― (単著),『出会い』(日本キリスト教協議会宗教研究所発行)56,18頁〜32頁 2005年09月
  • 天理教の『諸宗教の教学』への試み (単著),『天理大学学報』56-1,85頁〜100頁 2004年10月
  • 宗教間対話における「宗教学者」の位置―「天理教とキリスト教の対話I」を事例に― (単著),『天理インターカルチャー研究所 研究論叢』12,47頁〜61頁 2004年05月
  • きりしたん書にみる儀礼の教え (単著),『ビブリア』113 ,3頁〜22頁 2000年05月
  • Disciplinary Autonomy of the ‘History of Religions’ and the Concept of the ‘Sacred’: A Historical Survey (単著),『天理インターカルチャー研究所 研究論叢』9,81頁〜104頁 2000年03月
  • Making Sense of Christianity in Sixteenth- and Seventeenth- Century Japan: Understanding New Symbols (単著),Tenri Journal of Religion 27,169頁〜191頁 1999年03月
  • Historiographical Issues in the Studies of the ‘Christian Century’ in Japan (単著),Japanese Religions 24-1,29頁〜50頁 1999年01月
  • 「キリシタン時代」研究の方法論的問題―キリシタン信徒の信仰と実践― (単著),『天理大学おやさと研究所年報』4 ,21頁〜31頁 1998年03月
  • 1960年代北米における宗教研究の発展―ミルチャ・エリアーデとシカゴスクール― (単著),『アメリカス研究』2,179頁〜198頁 1997年11月
  • Beliefs and Practices of Lay Christians in Early Modern Japan (単著),博士論文(Graduate Theological Union, Berkeley, CA, USA),325 pages 1996年11月
  • Historiographical Issues in the Studies of Japanese Religion: Buddhism and Shinto in Premodern Japan (単著),The Pacific World (Institute of Buddhist Studies)10,131頁〜156頁 1994年04月

その他

  • 【書評】太田黒司著『天草の民俗信仰』(鉱脈社、2022) (単著),『宗教研究』,144-149頁 2024年06月30日
  • 【書評】五野井隆史監修、伊藤玄二郎編『潜伏キリシタン図譜』 (単著),『キリスト教史学』第76集,227-230頁 2022年07月25日
  • 【書評】William J. Farge, SJ, A Christian Samurai: The Trials of Baba Bunko (The Catholic University of America Press, 2016)  (単著),The Catholic Historical Review, Volume 106, Number 1, Winter 2020, pp. 148-150. ,3 pages 2020年
  • 「他宗教を知る」 (単著),『あらきとうりよう』(季刊)(天理教青年会本部) 2019年11月26日-2022年11月26日
  • 【書評】Myōtei Dialogues: A Japanese Christian Critique of Native Traditions, edited by James Baskind and Richard Bowring  (単著),Journal of Religion in Japan,pp. 71-76 2016年05月
  • 【講演録】きりしたん版と天理図書館―保存、善用、研究― (単著),『天理図書館報 ビブリア』142,17-36頁 2014年10月
  • 【コラム】きりしん信仰の受容史 (単),『キリシタンと出版』,192-195頁 2013年10月10日
  • 【研究発表報告】Penance as a Ritual for Purification: Conceptual Transformation of Christian Sacrament in Early Modern Japan (単著),Purification (Germany:Bloomsbury),pp. 65-72 2013年
  • 【書評】矢持善和著『親ひとすじ』 (単著),『アメリカス研究』第17号,219-224頁 2012年10月26日
  • 【研究発表報告】Bushidoにみる比較の言説 (単著),『アジア・キリスト教・多元性』第8号(現代キリスト教思想研究会),45頁〜50頁 2010年03月
  • 【研究ノート】創造と救いをつなぐ論理 (単著),『天研』11,137頁〜146頁 2009年04月
  • 【研究ノート】今日の日本の葬儀事情  (単著),『天研』10,213頁〜223頁 2008年03月
  • 【研究発表報告】Continuity and Discontinuity of Christian Prayers in Japanese History: A Brief Sketch of the Kirishtian Orasho (単著),Prayer as Interaction (Tenri University Press),pp.101-116 2007年
  • 【エッセー】「対話の向こう側から」  (単著),『ソフィア』(上智大学)54-4,444頁〜448頁 2006年12月
  • 【研究ノート】カトリック教会における「家庭の教会」の教えについて―「天理教とキリスト教の対話II」から  (単著),『天研』(天理教校研究所発行)8,121頁〜133頁 2006年03月
  • 【書評】川村信三著『キリシタン信徒組織の誕生と変容―「コンフラリア」から「こんふらりあ」へ―』  (単著),『宗教研究』344,174頁〜178頁 2005年06月
  • 【翻訳】マルティン・クラーツ著「現代における宗教の役割―宗教学者の視点から―」  (単著),『天理教学研究』38,101頁〜122頁 2000年03月
  • 【書評】Stephen Turnbull, The Kakure Kirishitan of Japan: A Study of Their Development, Beliefs and Rituals to the Present Day.  (単著),Japanese Religions 24-2,220頁〜225頁 1999年07月
  • 【翻訳】ヨハネス・ラウベ著「キリスト教と天理教の対話―キリスト教神学が見過ごしている救済史の視点について―」  (単著),『天理教海外布教伝道部研究論叢』7,285頁〜295頁 1996年12月

学会・社会活動等

一般活動

  •  基調講演「きりしたん受容史から見えてくる宗教文化と比較思想の課題」(第51回比較思想学会公開シンポジウム「宗教文化と比較思想」) 2024年06月29日
  •  講演「私たちは誰の「信仰」を語っているのか―「受容者」の視点から見えるもの」第17回キリスト教史学会西日本部会 2023年03月04日
  •  Respondent at the Book Launch "Interactions Between Rivals: The Christian Mission and Buddhist Sects in Japan (c.1549-c.1647) " (Institute for Humanities and Social Sciences, Australian Catholic University) 2023年02月07日
  •  パネリスト「潜伏きりしたんの『信仰』の語り方:「教理」「実践」「マテリアリティー」「特別パネル『潜伏キリシタンの信仰』」2022年度キリシタン文化研究会大会 2022年12月03日
  •  Keynote address "The Other End of the Encounter: Revisiting Cultural Agencies of the Christian Mission in Early Modern Japan," for the International Symposium “Religion, Translation and Transnational Relations: Japan and (Counter-) Reformation Europe“ (Sep. 1-3 at the University of Leipzig, Germany) 2022年09月01日
  •  パネリスト 2019年度キリスト教史学会シンポジウム「キリシタン研究の再考―過去・現在・未来」(上智大学) 2019年09月13日
  •  講演「きりしたんへの眼差しー理解、共感、対話」キリシタン文化研究会大会および講演会(上智大学)  2018年12月09日
  •  Discussant, The Association for Asian Studies (AAS) in Asia 2016 Kyoto; Panel "The Jesuits in Asia: The Horizons of Cultural Adaptation"  2016年06月26日
  •  口頭発表「宗教研究における『自・他』の問題―R・オルシを読む」(日本宗教学会第74回学術大会) 2015年09月06日
  •  天理きりしたんワークショップを開催 JSPS・天理大学研究員トロヌ・カルラ博士と東馬場郁生とのきりしたん共同研究の一環として。国内在住のきりしたん研究者45名が参加。二日間の期間中、①きりしたん研究の方法、②きりしたん時代の研究、③きりしたん版の研究、④潜伏・かくれきりしたんの研究、の4つのテーマで合計13名が発表。二日目午前には天理大学附属天理図書館できりしたん版を含む関連書籍の展示。 2014年10月11日-2014年10月12日
  •  口頭発表「宗教概念の非西洋的志向―A.シャルマを読む」(日本宗教学会第72回学術大会) 2013年09月08日
  •  口頭発表「Bushidoにみる比較の言説」(日本宗教学会第68回学術大会) 2009年09月
  •  口頭発表“Christ in the Mirror: A Reflection on the Image of Christ in Early Modern Japan”(第3回国際美学神学会議、於バークレー、イエズス会神学校) 2008年05月
  •  口頭発表「宗教の学術研究と信仰者の自己理解」(日本宗教学会 第66回学術大会)  2007年09月
  •  口頭発表「比較宗教研究の課題とゆくえ―ポストエリアーデとポストモダン」(比較思想学会第34回大会)  2007年06月
  •  Respondent 国際学術会議「16-18世紀イエズス会現地報告文書にみる『普遍主義』・『地域特性』競合の国際比較」(平成17年度日本学術会議科学研究費助成;於上智大学) 2005年12月
  •  口頭発表「きりしたん通史の構築に向けて」(日本宗教学会第64回学術大会)  2005年09月
  •  口頭発表“Christian Prayer in Tokugawa Japan”(第19回国際宗教学宗教史会議世界大会) 2005年03月
  •  口頭発表“A Reflection on Reductionism: From Believer’s Point of View” (第19回国際宗教学宗教史会議世界大会) 2005年03月
  •  口頭発表“Strategies for Resolving Christian Conflicts in Early Modern Japan” (アメリカ宗教学会年次大会) 2003年11月

講演・公開講座等

  • Jesuit Mission Press in Early Modern Japan ロンドン大学  SOAS 2013年05月23日
  • Practicing Christianity in Early Modern Japan: Symbol, Prayer, and Mirror 近世初期日本におけるキリスト教実践の諸相を、象徴、祈り、鏡の使用に焦点を当て、その意義を論じた。,ロンドン大学 SOAS 日本学研究センター、日本宗教研究センター,ロンドン大学 SOAS 2011年10月06日
  • 「子ということ、親ということ―生きる力の継承と創造」 国際ロータリー第2650地区,天理教第38母屋 2011年05月20日
  • 「言葉の翻訳、思想の伝達―きりしたんからBUSHIDOまで」 西洋から、また西洋に対し、どのように思想が言葉によって表現され伝えられたのか。原初的資料の比較を通して言葉の翻訳と思想の伝達のありかたを考える。,天理大学公開講座(外国語への招待)第5回,天理大学 2010年07月10日
  • 「世界から日本へ、日本から世界へ」 国際ロータリー第2650地区,天理教第38母屋 2010年04月23日
  • 「キリシタン魔鏡―その姿と象徴性について」 キリシタン魔鏡の特徴とその豊な象徴性について比較宗教の視座から論じる。(京都洛西教会牧師杉野榮氏とともに),同志社大学神学部,同志社大学神学館礼拝堂 2010年01月23日
  • 「天理ときりしたん資料」 天理図書館所蔵のきりしたん資料について、その内容と蒐集の背景、および比較研究成果について概説する。,雄松堂フォーラム(第11回図書館総合展),パシフィコ横浜 2009年11月10日
  • 「天理教の聖典について」 関西学院大学キリスト教と文化研究センターにおいて、天理教の三原典について語る。,関西学院大学キリスト教と文化研究センター,関西学院大学、兵庫県西宮市 2006年10月
  • 「日本におけるキリスト教葬儀のはじまり―きりしたん伝道と葬儀―」 日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所講座。講演の内容は、同題で『出会い』(日本キリスト教協議会宗教研究所発行)56:18-32頁に掲載。,日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所,日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所、京都市 2004年11月
  • 「きりしたん時代の伝道と受容」 日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所ゼミナール「キリスト教の宣教と受容―徳川期と明治期の歴史から学ぶ―」における講演。,日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所,日本キリスト教協議会(NCC)宗教研究所、京都市 2003年10月

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