基本情報
学位 | Ph.D (Anthropology) University of Hawai'i at Manoa |
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担当科目 | 社会文化演習3<アジア・オセアニア> 社会文化演習4<アジア・オセアニア> |
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現在の専門分野 | 文化人類学 ポリネシア地域研究 |
現在の研究課題 | ハワイ人とキリスト教の民族誌学 先住民の文化政治学 天理教の文化研究 |
所属学会名 | 日本文化人類学会 日本オセアニア学会 「宗教と社会」学会 アメリカ人類学会(AAA) オセアニア社会人類学会(ASAO) |
経歴 | 北海道大学文学部行動科学科卒業(1985) ハワイ大学マノア校人類学博士号取得(2003) |
メッセージ | 大学の4年間は、人生のうちで最も自由に時間を使って過ごすことのできる期間です。学問、スポーツ、サークル活動、趣味など、自分の打ち込めるものを見つけて、主体的かつ積極的にそれに取り組んでください。 |
研究活動詳細
著書
- 『ハワイ人とキリスト教―文化の混淆とアイデンティティの再創造』 (単著),春風社,262頁 2014年12月
論文
- A Pilgrimage Theory of "Ojiba-gaeri (Returning to Jiba)" (単著),Tenri Journal of Religion, no.52, Oyasato Institute for the Study of Religion, Tenri University,pp.1-20. 2024年03月
- 「Aloha ʻĀina Unity Marchに見るハワイ人主権運動の現在」 (単著),『天理大学人権問題研究室紀要』第22号,pp.1-19. 2019年03月
- 「観光と古代遺跡―先住ハワイ人のヘイアウをめぐる表象のポリティックス―(第4章)」 (単著),『アメリカスのまなざし―再魔術化される観光―』天理大学アメリカス学会(編)、天理大学出版部,pp.77-97. 2014年12月
- 「ハワイ人主権運動の歴史的考察」 (単著),『アゴラ』第11号 天理大学地域文化研究センター紀要,pp.1ー31. 2014年03月
- 「『おぢば帰り』の巡礼論」 (単著),『現代社会と天理教《伝道参考シリーズXXIV》』天理大学おやさと研究所,pp.167-183. 2013年03月
- 「かみのこころにもたれつけ:九下り目を『地』と『手』から考える」 (単著),『「みかぐらうた」の世界を味わう《伝道参考シリーズXXI》』天理大学おやさと研究所,pp.157-176. 2011年03月
- 「『元初まりの話』の表象論:『元の理』文化研究の素描として」 (単著),『天理大学おやさと研究所年報』16,pp.1-30. 2010年03月
- 「キリスト教徒ハワイ人の現在―伝統的宗教文化についての会衆派信徒の語りを中心に(第17章)」 (単著),『ハワイ研究への招待-フィールドワークから見える新しいハワイ像』後藤明他(編)、関西学院大学出版,pp.121-133. 2004年03月
- An Ethnographic Study of the Construction of Hawaiian Christianity in the Past and the Present (単著),University of Hawai'i at Manoa(学位論文),xiv+308頁 2003年05月
- 「食生活の近代化と伝統的身体観・健康観の変容:トンガ健康減量大会の事例研究」 (単著),『北海道大学文学研究科紀要』105,pp.1-49. 2001年11月
- "Academism and the Politics of Culture in the Pacific" (単著),Anthropological Forum, vol.10, no.2,pp.157-177. 2000年
- "Christian Tradition and Hawaiian Identity: A Study of Cultural Identity of Hawaiian Students" (単著),Man and Culture in Oceania, vol.14,pp.31-68. 1998年
- 「19世紀後半のハワイ人のキリスト教受容について:カオナの反乱とホオマナ・ナアウアオの誕生を中心に」 (単著),『北海道大学文学部紀要』45-2,pp.1-61. 1997年01月
その他
- 分担執筆「歴史の場としてのマウナ・ケア」 (単著),『太平洋海域世界 〜20世紀(岩波講座 世界歴史)』岩波書店,pp.171-172. 2023年05月30日
- 雑誌連載「巻頭言」 (単著),『Glocal Tenri』vol.23, no.12 -,毎号1頁 2022年12月-現在まで
- 分担執筆 "Mourning the Deceased and Praying for Peace: Symbolic Structure of the Lantern Floating Hawaii 2018" (単著),Lantern Floating Hawaii 2018, Center for Information on Religion, Shinnyo-en,pp.21-30. 2018年10月
- 雑誌寄稿「ハワイ諸島/火の島、風の島、水の島」 (単著),『すばる』2018年3月号,pp.201-203. 2018年02月
- 分担執筆「7-1 現代社会における紛争」 (単著),『現代の課題と向き合うために 社会の中の天理教《伝道参考シリーズXXXII》』天理大学おやさと研究所,pp.175-180. 2017年03月
- 口頭発表 "Imagined Sovereignty: A Historical Study of the Hawaiian Political Movement." (単著),MOʻNA Our Pasts Before Us: 22nd Pacific History Association Conference 2016年05月20日
- 口頭発表「先住ハワイ人『主権』運動の現在:アロハ・アイナ・ユニティ・マーチを通して考える」 (単著),日本オセアニア学会 第33回研究大会 2016年03月19日
- 口頭発表「英語圏における天理教伝道:ハワイ・北米を中心に」 (単著),「宗教と社会」学会 第22回学術大会 2014年06月22日
- 口頭発表「想像の主権―ハワイ人主権運動を歴史的文脈において捉え直す」 (単著),日本文化人類学会 第48回研究大会 2014年05月17日
- 口頭発表「観光と古代遺跡:ハワイの事例から考える」 (単著),天理大学アメリカス学会 第18回年次大会 2013年11月23日
- 分担執筆「アイデンティティの回復を目指して―ハワイアン・ルネサンス(第31章)」 (単著),『ハワイを知るための60章』山本真鳥・山田亨(編)、明石書店,pp.184-188. 2013年02月
- 分担執筆「カホオラヴェ島からアカカ法案まで―ハワイ人の主権運動(第33章)」 (単著),『ハワイを知るための60章』山本真鳥・山田亨(編)、明石書店,pp.199-204. 2013年02月
- 口頭発表「翻訳する身体/変換される身体:クリスチャン・フラに見る身体動作の変容」 (単著),日本スポーツ人類学会 第13回学会大会 2012年03月24日
- 口頭発表「ネイティブの内側から多民族社会を捉え直す:ハワイの事例より」 (単著),天理大学アメリカス学会 第16回年次大会 2011年12月03日
- 図書紹介「J. Kehaulani Kauanui著 Hawaiian Blood: Colonialism and the Politics of Sovereignty and Indigeneity」 (単著),『Glocal Tenri』vol.10, no.9,p.12. 2009年09月
- 雑誌連載「ハワイ人とキリスト教:文化と信仰の民族誌学」 (単著),『Glocal Tenri』vol.10, no.4 - vol.13, no.3,毎号1-2頁 2009年04月-2012年03月
- 雑誌寄稿「ツバルのキリスト教の歴史」 (単著),『TUVALU』 vol.33,pp.1-2. 2009年
- 図書紹介「Fenella Cannell編 The Anthropology of Christianity」 (単著),『Glocal Tenri』vol.9, no.8,p.12. 2008年08月
- 事典項目「伝統の創造」 (単著),『文化人類学文献事典』小松和彦他(編)、弘文堂,pp.803-804. 2004年12月
- 口頭発表 "How Hawaiian Spirituality and Christian Faith are Embodied in Narratives: A Study of Diversity in Christian Hawaiian Identity" Commission Symposium 4: Embodying Human Diversity (単著),国際人類学民族学会議2002 (Inter-Congress of IUAES 2002: The Human Body in Anthropological Perspectives) 2002年09月23日
- 口頭発表「伝統と信仰:キリスト教徒ハワイ人のアイデンティティ」 (単著),日本民族学会 第36回研究大会 2002年06月01日
- 書評「春日直樹編『オセアニア・オリエンタリズム』」 (単著),『民族学研究』64-1,pp.120-123. 1999年
- 口頭発表「キリスト教、伝統文化、ハワイアン・アイデンティティ」 (単著),日本民族学会 第32回研究大会 1998年05月24日
- 口頭発表「19世紀後半のハワイ人のキリスト教受容について:カオナの反乱とホオマナ・ナアウアオの成立」 (単著),日本民族学会 第31回研究大会 1997年05月21日
学会・社会活動等
講演・公開講座等
- 「167『人救けたら』」 2023年度公開教学講座「信仰に生きる『逸話篇』に学ぶ(9)」 天理大学おやさと研究所,天理大学ホームページ(オンライン配信) 2023年06月01日
- 「ハワイ人の伝統的な生活世界」 平成29年度建築・都市学専攻 総合芸術系シンポジウム「火山のめぐみ」 明治大学理工学研究科建築・都市学専攻 総合芸術系,明治大学中野キャンパス5階ホール 2017年12月02日
- 「“先住民”の誕生:先住ハワイ人の事例を中心に」 平成27年度国際学部公開講座「地域研究への招待:揺らぐ境界線:国家、民族、文化」 天理大学国際学部,天理大学4号棟42A教室 2015年06月20日
- 「世界の言語『ハワイ語』」 天理大学言語教育研究センター,天理大学研究棟3階第2会議室 2015年04月24日
- 「おぢばがえりの巡礼論」 平成23年度公開教学講座「現代社会と天理教②」 天理大学おやさと研究所,天理教道友社6階ホール 2011年10月25日
- 「ハワイ人のアイデンティティと主権―主権回復運動を通して考える―」 平成23年度国際学部公開講座「地域研究への招待:地域の履歴 地域の現在」 天理大学国際学部,天理大学4号棟42A教室 2011年06月18日
- 「『元初まりの話』の表象論」 平成21年度夏期特別講座「教学と現代VI:教理探究の方法論」 天理大学おやさと研究所,天理大学おやさと研究所会議室 2009年08月27日
- 「『かみのこゝろにもたれつけ』(九下り目)」 平成21年度公開教学講座「『みかぐらうた』の世界を味わう②」 天理大学おやさと研究所,天理教道友社6階ホール 2009年08月25日
大学運営等
大学、学部運営等に関する諸活動
- おやさと研究所長 2022年11月02日-現在まで