2014年3月に歴史文化学科歴史学専攻を卒業された瀬崎正彦さんが近況を寄せてくださいましたので、HPで紹介させていただきます。
「なぜ」を問いかけて 瀬崎正彦
お久しぶりです。2014年3月に歴史文化学科歴史学専攻を卒業した瀬崎です。
現在は昨年末に転職した東大阪のナット製造の会社に勤めております。それまではパソコン関係の仕事をしたり、製造業でもワイヤー放電という加工業務にかかわったりなどと、いろいろやっていました。
大学のころは、歴史文化学科の学科会である朱雀会や部活動、大学祭の実行委員などにあけくれていました。勉学に集中していたかというと疑問です。あらためて振り返って、もっと勉強しておけばよかったと思っています。
文学部から製造業についたのは「なぜ?」と思われがちですが、一言でいうならば、モノづくりに魅せられたというのがその理由です。そのうえで、歴史学とのつながりは、その「なぜ」を大切にしている点だと思います。歴史学では史料等で「なぜ?」となると深堀りをし、知識を増やしています。仕事でも、なにかミスをしてしまったとき、「なぜ」を分析して再発防止につなげていきます。このように二つはつながっているのでは、と個人的に思っています。
仕事を始めてからも、勉強をやめずに挑戦しています。しかし、大学のころとは違い、それほど時間を割くことができません。学生の皆さんには、自由なうちに色々挑戦してほしいと思っています。 瀬崎正彦