10月10日、戦国武将の松永久秀を研究している、歴史文化学科天野忠幸准教授の研究室を、徳島県に在住されている松永久秀の子孫の皆さんが訪問されました。
皆さんは、同日に達磨寺(王寺町)でおこなわれた松永久秀の法要に参加した後、天理教教会本部を参拝、そして本学に来校しました。
天野准教授は著書『松永久秀と下剋上 室町の身分秩序を覆す』にまとめたように、久秀の悪人イメージは江戸時代に創作されたこと、実際は主君に忠節を尽くし、家族を大事にする武将で、再評価が進んでいることなどをお話しました。子孫の皆さんは、「長い間、悪人ということで肩身が狭い思いをしてきたが、そうではなかったことがわかり、嬉しいです」と喜ばれていました。