歴史学専攻には、卒業生・教員で構成する史文会があり、会誌『史文』を年1回発行しています。
3月22日に『史文』20号を刊行しました。論文2本と卒業生からの寄稿などを掲載しています。
中原克敏論文は関ヶ原合戦の時に消極的だと思われていた毛利輝元が、実は西国支配や徳川家康との対決に積極的で野心的であったと結論付けています。堀友也論文は、日中戦争・太平洋戦争中の宝塚歌劇で演じられた時局物の分析を通して、銃後の女性に対する思想戦略を見出しています。ともに2016年度の卒業論文です。4年間の勉学の集大成として力作になりました。
目次は以下の通りです。