2024年3月、天理大学は奈良県立五條高校と高大連携協定を結びました。そのようなご縁で7月2日、五條高校育友会の25名と進路指導の先生2名が本学を訪れました。
五條高校育友会は、午前中に近畿大学へ向かい、午後は、奈良県内大学のうち新しい関係ができた天理大学を選び訪問されました。
見学会は情報ライブラリー・Uテラスを会場として始まりました。まず、島田勝巳副学長が天理大学の紹介・学びの特徴を説明しました。続いて、五條高校卒業生で歴史文化学科歴史学研究コース4年次生の中嶋海斗さんが、天理大学を選んだ理由や大学での学びなどを、自分の体験に即して報告しました。五條高校からは毎年10名以上が天理大学に入学し、そのうち歴史文化学科には2、3名が進学しています。
入学課から本学の入試制度や奨学金、就職支援などの説明を受けたのち、一行は、留学生との交流の場である「iCafé」や、語学教育の機器が整備されている「Call教室」、天理図書館を見学しました。
参加者からは、「近大に比べるととても落ち着いた雰囲気の大学」との感想や、学生と教職員の距離が近く面倒見がよいことから「愛のある大学ですね」とのコメントをいただきました。
天理大学では、今後とも五條高校との連携を深めて、地域社会に貢献できる人材の育成に努めていきます。
中嶋海斗(五條高校卒、歴史文化学科歴史学研究コース4年次生)さんの感想
最初から最後までずっと緊張していましたが、このような機会で発表できたことを誇らしく思います。発表日までスライド資料をどのように見せればわかりやすく伝わるかなど試行錯誤の連続でしたが、発表当日では、大学での学びや雰囲気を少しでも多く伝えられたのではないかと感じています。最後に保護者の方が「良かったよ!」と声をかけてくださり安心しました。





