7月8日からの1週間、看護学科1年生にとって初めての病院実習がありました。
この実習(看護早期実習)は、病院の外来と病棟で行われました。
外来では、受診に来られた患者さんのあとにつかせていただき、「外来の環境は、受診した患者さんにとってどんな環境?」ということや「外来に来られる患者さんってどんな人たち?」ということについて考えました。
病棟では、看護師のあとにつかせていただき、「病棟の環境は、入院している患者さんにとってどんな環境?」ということに加えて、「実際に看護ってどんなことをしている?」ということを学びました。また、入院患者さんにインタビューをさせていただき、「入院患者さんって、どんな入院生活をして、どんな思いを抱えている?」ということについても考えました。
最終日は、実習での学びを実習目標に沿ってグループでまとめて発表しました。
実習を終えた学生からは「初めての実習でとても緊張した」という感想のほか、「看護師が第一に患者を考えていることを実感できた」や「看護師になるという目標が明確になった」といった感想が聞かれました。
実習にご協力いただきました病院スタッフの方々、患者様方には、心から感謝申し上げます。
執筆者(医療学部・看護学科 森嶋道子・准教授)