現地見学(研究コース進学歓迎)遠足を行いました。 2024.04.26 人文学部歴史文化学科教育・研究学生生活在学生の方へ # 歴史学コース

歴史文化学科歴史学研究コースでは、歴史学専攻のころから春に新入生歓迎の遠足(現地見学)を実施してきました。研究コースになってもコース選択後の2年生を対象に、春の遠足を企画しています。

ここ数年は、コースをかえながら奈良町をめぐっています。本年は奈良国立博物館から興福寺の塔頭のあった登大路(旧知事公舎、吉城園)、依水園、東大寺をめぐりました。

あいにくの雨でしたが、奈良国立博物館では特別展「空海」を見学し、密教文化に圧倒されました。その後、旧興福寺諸坊があった場所が知事公舎として利用され現在ではホテルとして営業している様子を見学しました。依水園では江戸から明治の奈良の実業家の文化の豊かさを知り、1300年の歴史が現在も活かされている様子を見て回りました。修学旅行が復活し、外国人観光客がかなり多くなっており、コロナ禍から大きく変わってきたことも体感できました。

教科書にも載るような(もちろん載らないような場所であっても)歴史の現場を体感できるのが歴史文化学科のよさだと思います。(幡鎌一弘)

最後に東大寺へ行ったのは中学3年生のときでした。当時は日本史の知識も乏しく、大仏や建物を見学しても興味深いと思ったことはなかったです。しかし、日本史を勉強してから大仏などを見学してみると、中学生のころとは違ってとても興味深く作品を見ることができました。照明や配置、展示品の説明文などといった様々な工夫がされている展示の仕方も興味深く、中学の頃とは違う自分で今回の遠足を楽しめました。普段行かないであろう所も行かせてもらえて、とても良い経験になりました。今日は生憎の雨でしたが、もし次回の遠足があるのであれば晴れてほしいと思います。(歴史学研究コース2年次生 林明)

今回の遠足では、自分は、奈良国立博物館で空海に関する特別展が特に印象に残りました。密教とマンダラというテーマはあまり関心や知識がない分野だったので、様々な展示品を直接見て学びながら学習することができました。これまで本で学ぶばかりで直接見る経験は少なかったので、奈良の大学に在籍するからこそできることだなと感動していました。(歴史学研究コース 2年次生 菅原七海)

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