古文書調査報告書の刊行をメディア関係者に報告しました。 2024.04.10 人文学部歴史文化学科教育・研究社会連携 # 歴史学コース

3月に刊行した『天理市杣之内町山口文書調査報告書』について広く知ってもらうため、4月3日、杣之内町(山口)公民館でメディア関係者に報告会を行いました。

歴史文化学科(歴史学専攻/研究コース)の文書整理は、2014年に作成した『天理市東井戸堂町有文書調査報告書』を皮切りに、10年間で8冊となりました。歴史文化学科では学生とともに古文書目録を作成することで地域の歴史を掘り起こし、文化財としての古文書の大切さを訴えています。報告会では、日ごろ杣之内町と連携して地域活動をしている人文学部社会福祉学科関本克良が司会進行役をつとめ、歴史文化学科幡鎌一弘と黒岩康博が報告書作成の経緯と内容について説明いたしました。

杣之内町区長様からは、人口が減っている地域のアイデンティティを、歴史を知ることを通して深めていきたい。そのために、天理大学とともに活動していくことを計画しているとお話しされました。

歴史文化学科では、歴史学、考古学、民俗学のそれぞれの立場から、歴史をささえる文化財の保存と活用を進めていきたいと考えています。(幡鎌一弘)

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