6月17日に、天理大学は2023年度第1回目のオープンキャンパスを開催しました。
全体テーマ「君の可能性は無限大! 自分の未来を描こう!」にあわせて、学部別イベントと学科別イベントとをおこないました。
学部別イベントでは、改組によってあらたにできる人文学部の各学科が、「人をたすける心を育む教育」というテーマにあわせてそれぞれの学びについてプレゼンテーションの形式で紹介しました。
学科別イベントでは、学科紹介とミニ講義とをおこないました。
まずは天理大学の魅力と、国文学国語学科の特長(少人数教育・多彩な授業内容・段階を踏んだ指導・豊富な資料と環境)や卒業後の進路等について、それぞれ説明しました。
続いてミニ講義では、江戸時代の地誌「名所図会」の挿絵をとおして、そこに描かれた〝物語〟をひもときながら、古典を学ぶことの意義について講義しました。
講義のあとは、講師の私物である「名所図会」を高校生、保護者のみなさんに手にとってもらい、江戸時代の出版についてもお話ししました。
天理大学のオープンキャンパスではこうした「本物」にも触れることができます。
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つぎのオープンキャンパスは、7月8日に開催します。全体テーマは「体験授業Day! 天理大学のリアルな授業を体験しよう!」です。
国文学国語学科では、「全国の方言を聴いてみよう!」「源氏物語と紫式部」の2本立てでおこなう予定です。
教員一同、みなさまのお越しをお待ちしております。 (人文学部国文学国語学科 西野由紀教授)