「国文学基礎演習」って、どんなことをしているの?
天理大学文学部の国文学国語学科のカリキュラムは、国文学・国語学の両方の分野をバランスよく学べる構成になっています。
今回は、1年次に開講される国文学基礎演習を紹介します。
では、国文学基礎演習の授業をのぞいてみましょう。
この日はグループに分かれて、それぞれに与えられた和本を手に取り、じっくり観察しました。
観察してわかったことを、グループ単位でワークシートにまとめます。
普段、読んでいる本より軽い、袋綴じの要領で製本されている、柱のところに漢字で数字が書かれているなど、いろいろなことに気づいたようです。
なお、この日に使用した和本は『古今和歌集打聴』。
翌週の授業ではこの和本が出版されるまでの因縁と物語について説明しました。(人文学部国文学国語学科 西野由紀教授)