教員採用試験対策は教育実習直前にもしっかりと!
天理大学文学部国文学国語学科に入学する学生のうち、およそ4割が中学校・高等学校の教員を志望するという傾向がつづいています。
例年、前半は5月初旬から6月中旬まで、後半は9月初旬から10月中旬まで、全国各地の中学校・高等学校で教育実習がおこなわれます。
実習直前の時期ではありますが、大阪府狭山高等学校教頭の井迫洋一郎先生をお迎えし、教員採用試験における教職教養対策ならびに個人・集団それぞれの形態を想定した面接対策についてお話しいただきました。
こうした対策により、ただ暗記するだけでなく、その知識を現場の実態とむずびつけながら実習に取り組むことができます。
受講した学生からは、「問題集に掲載されていないような情報を聞けて、たいへん勉強になりました」「試験対策としてある程度、『生徒指導提要』には目をとおしていました。くわしい解説を聞いて、さらに理解がすすみました」(Mさん)といった感想が寄せられました。
つぎは7月に、各地の1次試験を通過した学生向けの模擬面接をおこなう予定です。
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天理大学国文学国語学科では、今後も国語科教員をめざす学生たちを全力で支援していきます。(人文学部国文学国語学科 西野由紀教授)