第42回全日本大学ホッケー王座決定戦、18年ぶりに男女ともに優勝 2023.07.20 クラブ・サークル

「全日本大学ホッケー王座決定戦」(日本ホッケー協会・日本学生ホッケー連盟主催)が7月14日から17日にかけて立命館OICフィールドと親里ホッケー場で開催され、天理大学ホッケー部の男子・女子がともに優勝に輝きました。

「全日本大学ホッケー王座決定戦」は、学生ホッケーの2大大会のひとつで、関西、関東、北信越、北海道、東海のブロックから男女ともに12校が出場する夏の大学ホッケー日本一を争う大会です。

決勝戦で立命館大学と対戦した天理大学ホッケー部男子は、第1Q・第2Qと立命館大学が優勢な状況のなか、堅い守りで耐え、第3Qで攻勢に転じます。
第3Q終了間際、DFラインでボールを奪った天理大学は、そこからカウンターで前線へ。サークル内でボールを受けたFG山堀は、キーパーと1対1になりましたが冷静にボールを流し込んで先制点を奪取しました。続く第4Qでも着実に点を重ね、立命館大学を3対1で下し、2年ぶり26回目の優勝を飾りました。

同日に行われた女子の決勝戦、天理大学ホッケー部女子は立命館大学と対戦しました。天理大学は第1Qで2度のPCを獲得するも得点には至らず、第2Qでも互いに譲らず拮抗した試合展開となります。
試合が動いたのは、第3Qの38分。PCを獲得した天理大学はFW宮田が待望の先制ゴールを決めます。最終となる第4Qでは、果敢に攻める立命館大学を堅い守備で防ぎきり、天理大学が立命館大学を1対0で下し、2年連続24回目の優勝を飾りました。

この結果、天理大学ホッケー部男子・女子は、「全日本大学ホッケー王座決定戦」において、2005年以来となる、18年ぶりのアベック優勝に輝きました。

松島貴也さん(体育学科4年・横田)
「昨年の大会では準優勝という結果に終わり、非常に悔しい思いをしたので、今年は絶対に後悔したくないという気持ちを部員全員が持って、これまで練習を重ねてきました。個人のレベルアップに加え、試合に向けて細かいプレーのすりあわせなどもミーティングで行い、そういう皆の努力が優勝という結果に結びついて、とても嬉しいです。まだ大きな試合がこれからもあるので、全てのタイトルをとりにいくという気持ちで練習に励んでいきたいと思います。」

大竹美咲さん(地域文化学科4年・巻)
「2連覇というプレッシャーもありましたが、これまで自分たちがやってきたことを信じて戦うという気持ちの方が強く、それが今回の結果に繋がったと思います。連覇に向けて、メンバー同士で意見交換し、質の高い練習メニューをこなすなど、そこはこだわりを持って取り組んできました。部の皆がそれぞれの立場でサポートしてくれたので、キャプテンとしてチームをまとめるのにとても助かりました。今回の優勝も皆の自信になると思うので、さらに上を目指して、これからの試合も勝ちきりたいと思います。」 

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