外交官養成プロジェクト 外交官養成セミナー
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憧れの外交官に、私もなれる。
外交官は、外務省本省や世界各地の大使館・総領事館などの公館で働く国家公務員。
外交官になるためには、外務省専門職員採用試験等に合格する必要があり、高い語学力とともに、国際政治や時事情勢に関する幅広い知識と教養が求められます。
“外交の舞台で働いてみたい。でも、私には遠い世界かも…”
天理大学では、そんな風に考えているあなたの夢と情熱を、具体的な目標へと変えるお手伝いをします。
国際教育の実績のもと、少数精鋭のゼミ形式で展開する原則無料のプログラム「外交官養成セミナー」で、未来の国際舞台に貢献する人を、ともにめざしませんか。
元受講生・2023年度 外務省専門職員採用試験合格者
国際学部 外国語学科 英米科専攻 2023年3月卒業
外務事務官
鴻野 直人さん
高校時代から英語を使う職業に憧れのあった私は、1年次より外交官養成セミナーに参加しました。プログラムの一環として現役外交官からお話を伺う機会があり、外交の前線に立つ方のリアルな言葉に刺激を受けたことで、本格的に外交官をめざすようになりました。セミナーでは、教員や受講生と議論を交わし、自ら「問い」を立てていく姿勢が求められます。思考力や多角的な視点が養われたことで、難関と言われる外務省専門職員採用試験に合格することができました。外交官は、日本や世界の平和への想いを形にできる職業です。少しでも関心のある人は、ぜひ参加を検討してみてください。
外交官Q&A
知っているようで知らない、「外交官」にまつわる疑問にお答えします。
どんな仕事をする人?
外務省本省や世界各地の大使館・総領事館などの公館で働く国家公務員です。自国を代表し、外国との交渉や文化交流、邦人の保護活動など多岐に渡る業務を行います。
どんな資質が必要?
外国語能力はもちろん、日本のために働きたいという強い情熱に加えて、世界中のどのような国でも勤務できる心身のたくましさ、多様な文化や価値観を理解して受け入れることができる柔軟性、人と誠実に向き合うコミュニケーション能力が必要な職業です。
「外務省専門職員採用試験」とは?
1次試験は2日連続で実施され、記述式の専門試験と時事論文試験、選択式の基礎能力試験、外国語試験が行われます。2次試験では個別面談、グループ討議、外国語面接などが実施されます。国際法や時事情勢に関する知識、外国語能力や論述能力が求められます。
どこ/どんな場所で働く?
外務省では職員全員に必ず海外勤務があります。入省後は本省の各課室に配属され、3年目を目処に在外公館勤務となり、さまざまな国での仕事を通じてより多くの知識や経験を得る機会があります。その後、能力や適性を総合的に考慮して配属先が決定されます。
勉強した内容は、他の進路でも役立つ?
外務省専門職員採用試験に向けた勉強は、語学力や国際情勢に関する知識に加え、論理的思考能力を養います。これらの知識や力は視野を広げ、どんな進路でも役立つものです。本セミナーの受講後、外資系などの一般企業に就職し活躍する卒業生もいます。
「在外公館派遣員」とは?
原則2年の期間において、世界中の在外公館で公館事務をサポートする職業です。これまで56名の本学卒業生が41の公館で派遣員として勤務し、その経験を経て外務省専門職員採用試験を受験・合格した卒業生もいます。
※参考:外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000346914.pdf
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/prs/page23_003738.html
卒業生メッセージ
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外交官に必須の、語学力+柔軟性。 天理大学は、資質を伸ばすのに最適の環境。
大黒 和親さん
在アメリカ合衆国日本国大使館
三等書記官
(国際文化学部ヨーロッパ・アメリカ学科フランス語コース 2013年3月卒業) -
世界と日本の平和への想いを、 形にできるのが、「外交官」の仕事。
水谷 正孝さん
外務省本省
主査
(国際文化学部ヨーロッパ・アメリカ学科英米語コース 2007年3月卒業) -
外交官の「が」の字も知らなかった学生時代。 国際舞台の最前線を支える、責任感と情熱を力に。
清水 栄一さん
在大韓民国日本国大使館
二等書記官
(国際文化学部朝鮮学科 2007年3月卒業) -
世界への扉を開いた、大学時代の学び。 授業の一つ一つが、「今」につながっている。
中谷 真さん
在タジキスタン日本国大使館
一等書記官 ・官房班長(会計担当)
(国際文化学部 ロシア学科 2001年3月卒業)