天理大学

英米語専攻

卒業生からのメッセージ

水谷正孝さん(在マーシャル日本国大使館 勤務)

現在、日本外務省の「専門調査員」という職種で、赤道の少し上、中西部太平洋に浮かぶ環礁国のマーシャル諸島共和国(人口約6万人)の首都マジュロに所在する「在マーシャル日本国大使館」の職員として、主に経済及び経済協力分野の業務を担当し勤務しています。

今は日本政府としての立場からですが、マーシャルの国の発展に貢献できることにやりがいを感じています。例えば、日本政府としての対マーシャル援助方針の骨子案を作成したり、また、マーシャル政府、国際機関、日本国際協力機構(JICA)等の日本の援助機関関係者等と協議を行いながら、マーシャルの社会・経済発展のためのプロジェクト策定にも関わっています。マーシャルに対する経済協力分野の一連の仕事の一端を担えることが現在の仕事の魅力です。

天理大学では2003年度の入学で、国際文化学部ヨーロッパ・アメリカ学科英米語コースに所属しました。現在国際共通語(外交でもビジネスでも)の地位を確立した「英語」を、アメリカのマレー州立大学への交換留学生としての留学期間も含め重点的に学べたことが今でも大いに役立っています。課外でESS部にも所属し、部長も務めました。卒業後は、タイのチェンマイに所在する在チェンマイ日本国総領事館での在外公館派遣員としての2年間の勤務、イギリスへの大学院留学(ロンドン大学SOAS(アジア・アフリカ学院)にて開発経済学を専攻)等を経て現在の仕事をさせてもらっています。

現在は、英語が母国語でない国でも英語の学習者人口が増えているので、英語から第三言語を獲得しやすい土壌が世界的にできつつあると思います。(自分自身の場合も、タイ滞在2年間は基本的には英語で仕事をしつつも、タイ語も併せて効果的に学習できました)。ですので、結果論ですが、まずは英語を学生時代に集中的に勉強でき良かったと思っております。世界的な傾向で、英語+アルファの傾向がますます強くなってきていると感じます。

また、在学中に国際参加プロジェクト(2回生及び4回生時にフィリピンを訪問)に参加した経験が、卒業後も開発途上国と呼ばれる国々への関わりを持ち、今の自分の方向性を形成している原点と言えます。海外(特に開発途上国と呼ばれる国々)では日本のように細かく規則が決まり整理整頓されていることが多くないので、毎日の生活や(買い物、公共の交通機関を使用するにしても、何らかの交渉事にしても)、もちろん仕事でも、主体的に考え行動できることが求められます。レストランに入って日本のような「お客様第一」の精神を期待しても面食らうことが多く、日本人特有の以心伝心を期待し過ぎても誤解や不満がでてきてしまいがちです。やはり、自分自身で主体的に考え、人前でもしっかり声を出し意見を述べ、積極的に自分で情報を収集し、最終的に自分で判断する必要があります。受身や他力本願でいては外国では中々事が動きません。ですので、学生時代に海外経験を積んでおくことで、社会人として求められる主体的に考え行動する訓練にもなり、もちろん卒業後海外に出て仕事を行なう上でも非常に役に立っています。

天理大学には、アットホームな少人数授業に加えて、課外でも活発なボランティア活動を含めた学生参加型行事がたくさんあります。また、国際参加プロジェクト等、通常の海外旅行では体験できない、現地の一般の人々と交流ができる貴重な機会もあります。天理大学を目指すみなさんには、こつこつと勉学に励み積み重ね、自分の興味のある分野を追求してみることをお勧めします。言語力(英語等)を磨き、積極的に海外との関わりを持ち(海外に出たり日本にいる外国の方と交流する等)、世界各国への視野がさらに広がることと思います。天理大学の「他者への献身」という建学の精神のもと、種々の授業や行事を通し、また、先生やスタッフの方々、友人らにも恵まれ、私自身も在学中は人間的にも大きく育てていただきました。皆さんも、天理大学で自分なりの国際貢献分野を模索してみてはいかがでしょうか。

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