11月9日(土)、恒例の「山辺の道を歩く」を開催しました。
JR柳本駅に集合して、下のように数々のポイントをめぐって、大和神社で解散しました。
≪午前の見学ポイント≫
首なし地蔵、柳本町並み・上街道・上ツ道、長岳寺五智堂、黒塚古墳・黒塚展示館、伊射奈岐神社、天神山古墳、行燈山古墳・櫛山古墳、天理市トレイルセンター、長岳寺
大和神社御旅所にてお弁当
≪午後の見学ポイント≫
歯定神社、中山大塚古墳、燈籠山古墳、西殿塚古墳、東殿塚古墳、萱生環濠集落、西山塚古墳、舟渡地蔵、波多子塚古墳、ヒエ塚古墳、ノムギ古墳、乙木・佐保庄遺跡、天理教教組誕生殿(大和の民家)、馬口山古墳、素戔嗚神社、大和神社
2年次生の「考古学・民俗学研究入門2」の授業では、事前に各事例の資料を調べて、95ページにに及ぶパンフレットを作っています。当日訪れた各スポットでは、このパンフレットをもとに学生同士が解説し合い、理解を深めました。
参加学生コメント
全国的に有名なハイキングコースがあり、古墳をはじめとした遺跡や寺社等を巡ることができる「山の辺の道」を授業で行くことができるのは天理大学歴史文化学科だからこそだと思います。自分たちが文献などで調べたスポットについて実物を前にして説明する経験ができたことで、より深く遺跡等について理解することができました。とても有意義な時間になりました(具志一諒)。
ひと月にわたるパンフレット製作を終え、当日現地で担当した内容について説明をしましたが、思うようにいかず苦戦しました。しかし、終わってみると達成感があり、頑張ってよかったと実感できました。一日歩き続けるのは相当疲れましたが、天気が良く景色もきれいで大変有意義な時間を過ごすことができました(上村梨捺)。
柳本駅から長柄駅の間にある様々な考古学・民俗学に関する史跡を巡りましたが、今までこうした史跡に行く機会があまりなかったので、とても貴重な経験になりました。また、現地で級友たちによる解説を聞くことでより深く理解することができたと思います(仲宗根文太)。