オープンキャンパス8月24日 2024.09.05 医療学部臨床検査学科受験生の方へ # オープンキャンパス

8月24日(土曜日)別所キャンパスにて、医療学部臨床検査学科のオープンキャンパスが開催されました。参加者は、高校生7名と同伴者13名の合計20名でした。

参加してくださった高校生の方々は、学科説明などを聞いた後、キャンパスツアーで別所キャンパス内をボランティア学生の案内に従って見学して回りました。

オープニングセレモニー
キャンパスツアー

その後、臨床検査学科の体験学習では、普段の日常会話の中でもよく出てくる「糖尿病」を扱った「糖尿病検査体験」をしました。糖尿病という “ 病名は聞いたことがあるけれど、どういう病気かはよく知らない ” というのが、普通の人の感覚だと思います。その糖尿病と言うものをもっと身近に感じてもらうために、厚生労働省のデータを基に、糖尿病の患者数が近年如何に増えてきているか、また、糖尿病の合併症が如何に恐いかについて説明しました。そして、糖尿病が進行すると、患者さんは毎日自身で血糖値を測りながら、薬で血糖値を調節していきます。その自身の血糖値の測り方を体験してみたい学生さんは、本学のボランティア学生に教えてもらいながら、体験しました。

糖尿病とは?
ボランティア学生による自己血糖測定のデモンストレーション

また、もう一つの体験実習では、「ミクロの世界をのぞいてみよう!~顕微鏡を使った、微生物、寄生虫、組織の観察~」と題して、顕微鏡を使った、微生物検査の標本(膀胱炎の大腸菌、肺炎球菌の喀痰、結核菌)、血液検査の標本{赤血球・白血球・血小板、異常赤血球・急性リンパ球性白血病}、病理組織検査の標本(腎臓・膵臓・大腸など)を観察しました。さらに、医動物検査では、ぎょう虫検査のぎょう虫卵を顕微鏡で、その他肉眼で寄生虫のアニサキス、日本海裂頭条虫やマダニなどを観察しました。

(医療学部臨床検査学科 教授 近藤 明)

顕微鏡観察
顕微鏡観察

ボランティアとして参加した学生のコメント

臨床検査学科2回生 中村陽介

本日の臨床検査学科のオープンキャンパスでは糖尿病の検査と顕微鏡による微生物などの観察を行いました。糖尿病の検査では、指先から採血をし、測定器で簡易的に血糖値を測定しました。オープンキャンパスに来ていただいた学生にも実際に自分自身で測定をしていただき、臨床検査についてのイメージが少し掴めたと思います。また、学生たちの楽しんでいる姿を見て、より一層臨床検査技師に興味を持ってくれたと感じました。

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