オープンキャンパス8月10日 2024.09.05 医療学部臨床検査学科受験生の方へ # オープンキャンパス

8月10日(土曜日)別所キャンパスにて、医療学部臨床検査学科のオープンキャンパスが開催されました。参加者は、高校生12名と同伴者11名の合計23名でした。

オープニングセレモニー
オープニングセレモニー

今回は、「血液検査学」を中心に体験実習を実施しました。血液検査は臨床検査の中でもメジャーな検査です。検査室では患者さんの血液細胞を観察し、病気の診断や治療効果判定に役立ちます。体験内容は、高校生がスライドガラスへ模擬血液を塗抹し、次に血液塗抹標本をライト染色しました。そして顕微鏡で実際の血液細胞を鏡検しました。みなさんが双眼顕微鏡で末梢血の白血球をはじめ、骨髄の巨核球や造血器腫瘍細胞などを観察しました。

模擬採血
血液塗抹標本を顕微鏡で観察
フィブリンクロット形成とその溶解実験

一方、化学実習室では、血栓止血分野の実験を行いました。参加者が止血の中心となるフィブリンクロット形成やその溶解する試験管内の反応を目視で観察しました。両方の実験室では本学科の2年生、3年生、4年生の学生がマンツーマンでレクチャーをしたため、参加者の方々は実験の内容だけでなく、学生生活についても親近感を持って質問をくださいました。今回も、皆がとても有意義な時間を過ごすことができました。

(医療学部臨床検査学科 准教授 松本智子)

ボランティアとして参加した学生のコメント

臨床検査学科4年生 吉川 広佳
オープンキャンパスのボランティアは2回目でしたが、上級生としての参加は初めてでした。また、自分たちが主体となって、紹介や説明をすることも初めてでした。
自分の言葉で、学校生活を通して学んだことや感じたことを伝えるのはとても楽しかったです。
たくさんの方が来られていたので、とても緊張しましたが、先生方のサポートや友人との協力があり、楽しく参加することができました。

臨床検査学科4年生 水本乃衣
今回のオープンキャンパスの手伝いでは、前回よりも高校生が多かったことや、血液形態の実習であった為、一人一人と話せる時間が長く、こちらから説明をしたり、高校生から学校のことなどの質問をしてくれたりすることが多かったです。久しぶりに血液の標本を見て復習する事も出来たので、お手伝いをするだけではなく、学びもあったと思いました。

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