8月24日、杣之内キャンパスと別所キャンパスにおいて、オープンキャンパスを開催しました。
今回のテーマは「入試対策をしよう!【科目別試験対策<国語・英語・数学>】」。杣之内キャンパスと別所キャンパスをオンラインで繋ぎ、駿台予備校講師による「国語」「英語」「数学」の科目別試験対策講座を開催しました。講座では、天理大学の試験の傾向と対策、解答順や試験時間の配分などのポイントを解説。参加した高校生は熱心にメモをとりながら耳を傾けていました。
杣之内キャンパスでは国文学国語学科と歴史文化学科、社会教育学科の3つの学科の学科紹介および体験授業も実施。
歴史文化学科の体験授業では、「東大寺の古文書を読んでみよう」をテーマに戦国武将が東大寺に対して発給した「禁制」から、当時の戦争や社会情勢を読み解きました。
社会教育学科の体験授業は、「地域の活動を支えよう レトロ校舎の『天理市山田公民館』」がテーマ。山田公民館で行った社会教育学科の実習の様子を在学生の体験談も交えて紹介しました。地域活動の中で用いられるレクリエーションも実践し、高校生やご家族が一緒になって楽しみました。
中国語学科は「あなたも『台湾通』を目指そう!」というテーマで、台湾にまつわる様々なクイズを出題。在学生と高校生が笑顔で取り組んでいました。
また、高校生と一般の方に向けて、2023年4月から始まった「ホースセラピー」の授業に関する特別講演も行われました。今回は、作業療法士・厚生労働省認定 手話通訳士の資格をもつ社会福祉学科の石井孝弘特任教授のほか、元JRA調教師で天理大学馬術部アドバイザーの角居勝彦客員教授が登壇。角居客員教授は、年齢や勝敗によって淘汰されて行き場をなくす競走馬の現実やホースセラピーの役割、受講者の将来の可能性などを話しました。受講者からは様々な質問があがり、関心の高さが伺えました。
1階の学生ホールでは総合教育科目「ローカリーアクト天理SDGs 森に生きる」の受講者によるワークショップも公開。間伐した竹を再利用して、大きな凧を制作し、校舎の入り口には同じく竹を使った災害用シェルターを展示しました。
在学生がどのような経緯で天理大学に入学したのかをまとめた展示コーナーや多様な国際体験を積んだ在学生の声を聞ける「天理国際エキスポ」、各種相談コーナーにも大勢の参加者が集まりました。
杣之内キャンパスでは前回に続き、オープンキャンパス学生実行委員会「T-can」の企画による午後の部を開催。「ぶっちゃけトークセッション」では「好きな授業」「勉強に自信がなくても大丈夫?」「天理大学に入学してから一番苦労したこと、一番楽しかったこと」などの質問に対して3名の在学生が本音で回答し、「天理大学で待っています」と高校生へエールを送りました。
このほかにも、個別に在学生と話せる「天大生と話そう」や学生スタッフがキャンパス内を案内しながら天理大学の施設に関するクイズを出題する「天大謎解きクイズ」などが催され、在学生と交流する高校生の姿が見られました。
また別所キャンパスでも、国語・英語・数学の科目別試験対策講座が実施されたほか、看護学科、臨床検査学科の学科紹介や体験学習、キャンパスツアーなどが行われました。
看護学科では、「生きてるサインを聴いてみよう」と題し、血圧測定時の動脈の拍動音を聴いたり、シミュレーターで呼吸音やお腹の音を聴く体験学習が行われました。
臨床検査学科では、「糖尿病の検査」と題し、糖尿病の検査キットを用いて、血糖値の測定を行う体験学習が行われました。
医療学部の体験学習は、大学卒業後のキャリアに関係する医療技術の体験とあって、参加した生徒たちは、真剣な表情で臨んでいました。
次回9月8日(日)が今年度最後のオープンキャンパスとなります。
多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
2024.09.08(日)高校3年生対象 大学0年生オリエンテーション
2024.09.08(日)高校1・2年生対象 高校1・2年生のための学びのツアー
参加者の声
⦁初めて天理大学に来て、キャンパスがとても広くてびっくりしました。キャンパスツアーでは、在学生が一つひとつの施設を丁寧に説明してくれて、クイズも盛り込まれていて楽しかったです。学科紹介では、どんなことを学ぶのかを知ることができました。
⦁ 今回で4回目のオープンキャンパス参加です。台湾の音楽に興味があり、大学では中国語や台湾語を学びたいと思っています。天理大学は留学をはじめとした様々な制度が整っていることも詳しく教えてもらえました。
⦁ 体験学習で様々な体験ができて良かったです。個別相談では気になっていた奨学金の話を聞くことができたので安心しました。