老年看護の対象者は「老年期を生きる人」です。
老年看護学では、老化による影響を受け病気を持ちながら暮らしている人が、その人らしく生きていけるように支援を考えます。
7月の終盤の授業では事例を用いた演習のまとめとして、グループで考えた老年看護のポイントを共有しました。
次は、秋からはじまる実習に、この授業の学びを活用していくことになります。
<事例をとおして考えた老年看護のポイント:抜粋>
*この授業を通して、「高齢者のもてる力をどう活かすか」が課題だと感じた。
*自信喪失や自尊感情が低下することを予防するために、看護師が肯定的な声掛けを行い、望む暮らしを実現していくことが重要であると学んだ。
*今後どうなって欲しいかではなく、その人が今後どうなりたいかという意思を尊重することが、高齢者の意欲の向上につながると考えた。