天理大学では、春学期の授業はすべてオンラインだったため、新しい学生生活は、秋学期に対面授業が始まって本格的にスタートしました。なかなか大学に行けない状況になっていた1年次生が今どの様な思いで勉強しているのか、寄稿していただくことにしました。第1回目は高橋麗絵さんです。
歴史文化学科は2019年度から研究コース制となり、1年次の終わりに進路を決めます。
私は小学生の頃から考古分野に興味を持っており、大学では考古学を学びたいと思っていました。そこで見つけたのが天理大学でした。キャンパス周辺には多くの遺跡・古墳があり、充実したフィールドワークによって、座学だけでは賄えない「経験」を通して知識を得られるという点に魅力を感じ、天理大学を志望しました。
春学期はオンライン授業であったため、一度も大学には行けませんでしたが、秋学期になってからは対面で行われる授業も増え、みんなで遺跡を巡る学外授業もありました。授業も、気になったところは先生に質問すると丁寧にわかりやすく説明してもらえるため、疑問点もしっかり解決した状態で自分の中に落とし込むことができます。また、高校までとは違って自由な時間が増えたため、私は個人で遺跡発掘の現地見学会に出かけたりもしています。
今後も、学科内で行われるフィールドワークに積極的に参加したり、休みの日には博物館や資料館に行ってさまざまな遺跡・遺物に触れて、感覚全てを使いながら自分の知識や発見を増やしていきたいです。
(1年次生 髙橋 麗絵)