例年、歴史文化学科の教員が中心になって企画している「『大和学』への招待―郡山の歴史と文化2―」を2回開催しました。
5月25日は、幡鎌一弘教授が「『平和のシンボル、金魚が泳ぐ城下町。」を読む。」と題して講演しました。2022年に大和郡山市が発行した同書を県内の自治体史編纂の中で位置づけ、とくに近世分野の話題として、郡山市内にあった興福寺領について紹介しました。
6月1日は、斎藤純教授が「蛍の伝承―佐保川の蛍と「ジャンジャン火迎え」についてお話ししました。佐保川の「大仏蛍」が盛んな頃、郡山の町はずれの打合橋で踊られたという「ジャンジャン火迎え」を素材にして、蛍を魂に見立てた人々の心性や背景を掘り起こしました。
「大和学への招待」は10月に「橿原市の歴史と文化」題して2講座を行います。詳しくは、下記のリンクをご参照ください。