スペイン語コースでは、在キューバ日本国大使館に在外公館派遣員として勤務している俣野理樹さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻・2023年3月卒業)が、一時帰国の合間を縫って本学を訪れ、後輩の学生たちと懇談会を行いました。
俣野さんは、在外公館の役割や多岐にわたる派遣員の業務について紹介されたほか、キューバを取り巻く国内外の情勢や、音楽をはじめとするキューバの豊かな文化・観光資源の魅力についても分かりやすく解説しました。
また質疑応答の場では、留学を目指す学生からの質問に答えるかたちで、自身も在学中にコロンビアの協定校バジェ大学に1年間留学した経験を披露。俣野さんは、「コロナ禍で不安や緊張の毎日だったが、多くの方々に支えられ猛勉強できたことが、今の自分に繋がる大きな糧となった。留学に行く行かないにかかわらず、大学では日々の授業はもちろん、iCAFéでの留学生との交流や検定試験対策、スピーチコンテストなどさまざまな学びの機会を積極的に活用して力をつけていってもらいたい」と後輩たちに熱いエールを送りました。
(国際学部外国語学科 野口茂・教授)