【授業紹介:老年看護学~認知症ケアの実際~】 2024.05.30 医療学部看護学科 # 老年看護学# 授業紹介

 3年生の「高齢者看護方法論」の授業では、病院や施設で活躍されている方々をお招きして、現場での体験や、看護を行う上で大切な視点について教えていただいています。

 5月 20日(月) は、社会福祉法人太樹会 和里(にこり)施設長の吉川聡史先生をお迎えしました。
この授業では、吉川先生の現場での体験や実践を通して認知症ケアとはなにか、ということを考える機会になりました。

 特に認知症ケアの実際では、専門職としての姿勢が重要で、時にはうまくいかないジレンマなどをお話いただき、学生自身の胸に響く内容でした。現場で日々ご活躍されている方の経験は、文字を追う学習だけでは得ることのできない学びがありました。

 授業後の学生の感想は、
 「表面的な寄り添うではない看護ができるよう、これから、たくさん経験を学び積んで頑張っていきたい」
 「受容して共感して寄り添ってなどの言葉は、便利に使われているだけになってしまう可能性もあることを実感した」
 「自身が医療の専門職に向かっていくにつれて、その医療者に縛られた考え方になってしまうかもしれないと考えることができ、広い視野が必要だと感じた」
などがあり、ケアへの深い学びに繋がっていました。

執筆者(医療学部・看護学科 上仲久・教授)

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