能登半島地震の被災地でのボランティア活動へ参加 2024.04.15 人文学部社会福祉学科社会連携地域・企業との連携ボランティア活動

2次避難所で避難生活を送る方々への訪問活動を実施

 2024年1月1日に発生した能登半島地震により、被災地では多数の命が失われるなど、甚大な被害が生じました。被災地の皆様に心から哀悼の意を表するとともに、一日も早い復興をお祈りします。

 3月初旬には、被災地でのボランティア活動に、社会福祉専攻(現社会福祉学科)の学生である山田 響生さん(4年次生:鹿児島県立川内高校出身)、新 太陽さん(3年次生:三重県立名張青峰高校出身)、西井丈二さん(3年次生:大阪府立桜宮高校出身)、宮下 順さん(3年次生:私立天理高校出身)の4名が参加しました(学生の学年は2023年度時点)。

 現地では「能登災害救援ボランティアネットワーク」(事務局:NPO法人さくらネット)の取り組みに参加する形で、主に2次避難所で避難生活を送られている方々への訪問活動を行いました。訪問活動では励ましの思いをお伝えするとともに、避難生活のなかでの悩みや今後の生活に対する思いなどを聞かせていただく機会を得ました。

大学での学びを活かすことの大切さと難しさ

 ボランティア活動終了後の振り返りでは、参加した学生から、ニュース等の報道や映像から得た被災地の印象と、自分自身が現地に立って感じた被災地の印象が大きく違っていたこと、その中で避難後の「生活/暮らし」をどのように繋いでゆくことができるのか、そのために自分たちにはどのような支援が求められるのかを考える経験になったとの感想が語られました。また、大学で学んできた社会福祉援助に関する知識や技術をどのように活用することができるのかを考えることの大切さと、実際にそれを行う難しさを実感した、との感想も語られました。

 今後も被災地の復興と、被災された方々の生活再興に向けた取り組みは続きます。社会福祉学科においても、引き続き大学での学びと実践との結びつきを考える機会をつくってゆきたいと思います。

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