教員採用試験に現役で合格した学生の体験談
国語科教員をめざす学生のためのイベントとして、２月15日に「教員採用試験に現役で合格した学生の体験談」をおこないました。
今年度、天理大学文学部国文学国語学科では、公立・私立あわせて３名の４年次生が、現役で教員に採用されることが決まりました。この日は、公立中学に合格したＹＹさんと私立中高に合格したＫＭさんが詳細な資料とともに報告してくれました。
卒業論文の作成や教育実習の準備にくわえ、出身高校でのクラブ活動支援にも積極的に参加し、日々、教育関連のニュースにアンテナをはりつつ教採対策をおこなうなど、さまざまな努力を続けてきた２名が、現役合格に至るまでの道のりを、それぞれに語ってくれました。
また、卒業生のＹＹさん（2023年３月卒業）も教員採用試験に合格し、講師登録をして採用試験に再チャレンジする秘訣を語ってくれました。
さらにゲストとして、教員採用試験に現役で合格し、現在、奈良県立高等学校国語科教諭のＹＭさん（2017年３月卒）が、実際に教員として働いてみて感じたこと、大切にしていることを語ってくれました。
それぞれの話しを聞き終えた後輩たちからの「いつごろから、どのような問題集に取り組めばよい？」「集団討論では何に注意をすればよい？」「教員になりたいというモチベーションをどうやって保ったの？」などの質問にたいし、実践的かつ的確なアドバイスをしてくれました。
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天理大学文学部国文学国語学科に入学する学生のうち、およそ4割が中学校・高等学校の教員を志望するという傾向がつづいています。このような状況のなか、ほぼ毎年、現役で教員採用試験に合格するという実績をつみあげてきました。これは、学生の「教員になりたい」という熱い思いにこたえようと、学科の教員が一丸となって教員採用試験対策講座や模擬面接指導をおこなってきた結果でもあります。
天理大学国文学国語学科では、今後も国語科教員をめざす学生たちを全力で支援していきます。（人文学部国文学国語学科 西野由紀教授）
