2017年3月卒業 和田理恵さん
社会福祉士国家試験に合格した今、4年間の大学生活を振り返ってみて、4年前の大学選びの時、天理大学の社会福祉専攻を選択してよかったと心から思います。私は、大好きだった祖母の入院先でお世話になった医療ソーシャルワーカーという聞いたこともない職種をネットで調べたことをきっかけに、社会福祉士になりたいと思い、一番近い大学だった天理大学社会福祉専攻に入学しました。
私の学生生活は、大学の授業以外に活動していたものもあり、勉強との両立は決して簡単なものではありませんでした。特に卒業論文と国家試験に関しては、やればやるほど出てくる課題や、自分で決めた目標を達成するために、自分自身の努力が必要不可欠でありました。しかし、「そこそこの程度の研究でやめてしまいたい」。「国家試験受験をあきらめよう」かと何度も何度も悩み、向き合うことに苦しささえ感じたこともありました。きっと私一人では乗り越えられなかったと思います。
私は、天理大学社会福祉専攻の魅力の1つである「少人数教育」によって、一人ひとりの努力を認め、個々に応じた指導をしてくださる先生方、お互いに励まし支え合う仲間、少人数だからこそできる繋がりや信頼関係によって、これまでの道のりを歩んで来れたのだと思います。基礎を学び、確実な知識を身につけるだけでなく、同じ目標に向かい頑張る仲間の姿を見て自分も頑張らなければと勉強に励み、共に支え合いながら生活する中で、相手を思いやる心、気遣う心が生まれます。人間としても成長できる、そんなところも天理大学社会福祉専攻の魅力の1つだと思います。
一緒に合格を目指して下さった先生方、一緒にわからない部分を教え合い、最後まで励ましあって勉強してきた友達、いつも温かい言葉をかけて応援してくださった周りの方々、そして両親に感謝しています。ありがとうございました。