
2月28日、韓国のヨンサン(霊山)大学高齢者福祉相談学科(金英美学科長)一行14名が天理大学を訪問しました。ヨンサン大学は釜山広域市にあり、学生数は8,600名を超える私立大学です。同学科教員の李仁守氏が天理大学の卒業生(1995年宗教学科)であり、今回の訪問は日本の高齢者福祉についての職務研修旅行の一環として行われました。
ヨンサン大学訪問団は、前日の27日には、滋賀県彦根市にある社会福祉法人近江ふるさと会(天理教彦根分教会が設立母体)の近江ふるさと園(特別養護老人ホーム)を見学。同法人の高齢者問題研究所にて、金英美学科長が「韓国:高齢者1千万人時代、健康で幸せな老後対策について」という題目で講演を行いました。
28日は午前、天理市庁にて並河健市長表敬訪問の後、本学を訪れ、永尾比奈夫学長を表敬訪問しました。日韓の大学事情・福祉事情について歓談し、記念品の交換を行いました。午後からは第1会議室にて、社会福祉学科の種村理太郎講師が本学社会福祉学科の紹介を兼ねて、「日本の高齢者福祉の現状と課題」という題目にて講演を行い、その後活発な意見交換が行われました。
(おやさと研究所・金子昭)

