「スローバドミントン」体験教室を田原本町で今年も開催 2024.12.19 体育学部体育学科社会連携地域・企業との連携私立大学研究ブランディング事業地域社会とつながる # 社会連携

本学と包括連携協定を結んでいる田原本町の「健幸ポイント事業参加者」を対象に「スローバドミントン体験教室」が、12月15日(日)、田原本町やすらぎ公園体育館にて開催され、天理大学体育学部の中谷敏昭教授が指導を行いました。

この体験会は、平成30年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された本学の事業「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」の流れを汲む活動で、地域住民に対する充実したスポーツライフを提供する趣旨で開催されました。

今年で4年目となる体験会では、中谷教授とともに本学の地域貢献事業「天理バドミントンの日」に参加するボランティアが参加者の相手役を務めました。午前の部と午後の部合わせて33名(40歳代から80歳代)が参加し、風船やスローシャトルでバドミントンを体験しました。

「スローバドミントン」は、手軽にバドミントンを楽しめるように、中谷教授がミズノ株式会社と共同で「飛ばない」シャトルを考案した、いわゆる「ニュースポーツ」です。考案者の中谷教授は、「初心者や初級者でも、手軽に打ち合うことができるようにシャトルを工夫した」と、開発の意図を語りました。このシャトルは、現在、特許申請に向けて準備を進めています。

体験教室では、短いラケットや風船なども使い、ラケットを上手く操作する練習をした上で、ボランティアと「飛ばない」シャトルで打ち合いを体験しました。最初は10回から始めたラリーが、最後には50回以上打ち合えたペアも出るなど、短時間でコツをつかむ人も多く見られました。

参加者からは、「ラリーが何回も続いて楽しかった。」「来年も体験会にまた参加したい。」「スローと聞いていたが、思っていた以上に汗をかいた。」とのコメントが寄せられ、多くの参加者からの好評を得ました。

中谷敏昭教授

日本バドミントン協会コーチエデュケータ・コーチ3
日本バドミントン協会普及指導部 部長
日本バドミントン学会 理事

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