合格おめでとう!国公立大学大学院医学系研究科に4名、臨床工学技士専攻科に2名の進学が決定。 2024.12.20 医療学部臨床検査学科キャリア・資格・就職支援受験生の方へ受験生の保護者・高校教職員の方へ

臨床検査学科 酒井 学

合格おめでとう!

合格おめでとう!今年も国公立大学大学院医学系研究科に4名、臨床工学技士専攻科に2名が進学を決めました。
本学の学生教育では、特に下記の3点に力を入れています。

①即戦力となるための十分な専門知識と技術を習得した人材の育成

②研究能力も習得した人材の育成

③就職(優良企業、基幹病院など)や進学(大学院など)に向けた積極的な支援

今回は③にある『進学(大学院など)に向けた積極的な支援 』ついてご紹介します。
本学では、将来は研究者や大学教員、ダブルライセンス(臨床検査技師と臨床工学技士)の取得を目指す学生教育にも力を入れており、希望者には個別に志望校に合わせた外国語試験や専門科目試験の対策をしています。
今年度は大阪大学大学院医学系研究科、奈良医科大学大学院医学研究科、京都保健衛生専門学校臨床工学技士専攻科へそれぞれ2名、計6名が合格しました。

大阪大学大学院進学

A.M. 
私は卒業研究で胎仔マウスの唾液腺と、涙腺の器官培養法を学び、3次元における組織形成のメカニズム解析に興味をもちました。大阪大学では再生発生医学についての研究を行っており、不明な点が多いヒトの眼の発生機構についてiPS細胞やヒトオルガノイドを用いて研究されています。私は高度な技術を取得し、新たな検査法や診断の研究・開発に貢献するための基礎医学研究の能力を培いたいと考えています。     

Y.M.
私は、学生時代の大半をCOVID-19パンデミックに接し、微生物分野に強い興味を持ちました。大阪大学には最先端の医学研究に関する実績を挙げている先生方が沢山おられます。私は、天理大学の「人に尽くすことを自らのよろこびとする」という理念を大切にしつつ、最先端の医学研究で多くのことを学び、それを私の目指すキャリアパスに繋げるとともに、今後の医療の発展に寄与したいと考えています。

奈良県立医科大学大学院進学

K.Y.
私は血栓止血領域の卒業研究を通じて、研究に対する強い関心を持つようになりました。奈良県立医科大学大学院ではiPS細胞や細胞シート工学などの最先端技術を学ぶことができます。私はこのような技術を駆使し、血栓止血学の新たな領域に挑戦することで、医療の発展に少しでも寄与したいと強く願っています。

K.H.
私は血液学の講義において止血機序や血液凝固機序を知り、それぞれの凝固因子が複雑かつ繊細に関わり合うメカニズムに興味を抱くようになりました。大学院の研究室では遺伝子改変マウスなどを扱っているため、生体を利用して血栓止血の専門性を知識・実践ともに身に付けることができます。大学院修了後はその知識や研究技術を活かして、血栓止血領域を手がける企業に就職したいと考えています。

京都保健衛生専門学校進学

S.M.
私は3回生の秋学期に行われた臨地実習にて、臨床検査技師と臨床工学技士のダブルライセンスを取得されている方の活躍を拝見し、卒業後は臨床工学技士の資格取得も志すようになりました。将来は臨床工学技士として天理よろづ相談所病院に勤めたいと思っており、ICUや手術室、透析室で他職種の方や患者様と親身にかかわりながら働きたいと考えています。

M.I.
私は臨地実習を通して、臨床工学技士が担う患者さんの生命を支える医療機器の使用技術の重要性と大きな役割を実感し、臨床工学技士の免許を取得したいと決意しました。私は特に手術室での人工心肺装置の取り扱いに強く興味を持ち、手術の進行状況を確認しながら、モニタで血圧や体温、血中酸素濃度を管理している業務にとても関心があります。将来は臨床工学技士として技術と人間性の両面で貢献できる技師になりたいと思います。

関連リンク

ページ先頭へ