2024年度 国語科教員をめざす学生のためのイベント:国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会 2024.10.21 人文学部国文学国語学科キャリア・資格・就職支援受験生の方へ受験生の保護者・高校教職員の方へ

第10回 国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会

2013年度より開催している「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」では、中学校・高等学校の現役教員として活躍する当学科の卒業生に来学いただいています。
今年度は10月17日に、大阪府立かわち野高等学校校長の尾方崇光先生を講師としておむかえし、開催しました。

大阪府立学校生活指導研究会会長をおつとめの尾方先生は、学校の教育活動のなかでもとくに生徒指導に注目してお話しくださいました。

生徒指導おいては、未然防止につながる洞察力・早期発見につながる積極性・早期対応につながる行動力がポイントになるとのことで、それぞれの具体例を聞きながら学生たちは真剣にメモをとっていました。

聴講した学生からは、「教員になったとき、実際におこなわなければならない生徒指導の方法を具体的に知ることができたのがよかったです」(IRさん)「教育活動について、先導力となる進路指導や推進力を生む学習指導、生徒指導など、三輪車に見立ててイメージすることで、それぞれの目的を明確に理解することができました」(OYさん)「生徒指導の場面では、迷っている暇があったらすぐに行動して確認することが大切だと気づくことができました」(UNさん)といった感想が寄せられました。
「教員採用試験に合格することはゴールでなく、そこから教員としての仕事がスタートします。学生のいまからそのことをふまえ、現場での1年の仕事を知り、10年先の教育課題をみすえておくことが大切です」。この尾方先生のことばをしっかりと受けとめ、学生のみなさんが思い描く理想の教員をめざして頑張ってくれることを願います。

天理大学国文学国語学科では、今後も国語科教員をめざす学生たちを全力で支援していきます。

(人文学部国文学国語学科教授 西野由紀)

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