5月17日(金曜日)13時より別所キャンパスの大教室Eにて、卒業研究中間発表会が開催されました。卒業研究では、臨床検査学科4回生が、Molecular Biology(遺伝子)、Pathology(病理)、Clinical Physiology and Bioinformatics(生理検査・情報科学)、Biochemistry, Immunology and Bioinformatics(生化学・免疫学・情報科学)、Hematology(血液・輸血)とMicrobiology(微生物)の6つのリサーチコースに分かれ、各人に研究テーマが与えられます。そして、学生ひとり一人に大学の教員または天理よろづ相談所病院臨床検査部の技師の方が就いて、毎週水~金曜日の3日間、指導していきます。4月10日から始まった卒業研究は、早くも1カ月が経過しました。今回の発表会では、研究の成果というよりも、どれだけ学生が自分の研究テーマを理解して研究に打ち込んでいるのかを各人の発表とその後の質疑応答を通じて、教員が把握するためのものになります。質疑応答の多くは、学生同士の活発なやり取りになりました。発表会には、病院からも関係者の方々にお越しいただきましたが、忙しい技師の方々のために、オンラインでも視聴できるようにいたしました。
(医療学部 臨床検査学科 教授 近藤 明)