老年看護学研究室の教員が担当する科目、「高齢者看護方法論」(3年生)がはじまりました!始めは、高齢者の体験をする授業です。
手袋と軍手、重りなどをつけて、高齢者の手の感覚・動かしづらさを体験します。
高齢者の日常生活の疑似体験から、高齢者の援助について具体的に考えることがねらいです。
特に、 ① 加齢に伴う変化が生活の場面にどのように影響しているか
② 「高齢者のペースに合わせる」とはどのようなことか
③ 生活の中での不便さの改善や危険回避をどのように行うか
④ スムーズに物事ができないことから高齢者が感じている気持ちへの配慮を考える などを重要な視点として学びます。
学生は、高齢者を模擬的に体験し、からだの機能が生活のこまごましたことに直結していることと、看護師として必要な看護の重要性を学びました。
執筆者(医療学部・看護学科 田中真佐恵・講師)