奈良監獄署跡で教祖伝を学ぶ 2024.02.06 人文学部宗教学科

宗教科指導法の授業で

12月22日、宗教科指導法4の授業の一環で奈良監獄署跡を見学すべく、天理教梅谷大教会へお邪魔しました。

宗教科指導法4では、特に『稿本天理教教祖伝』(以下『教祖伝』)について授業できるように、あるいは人に語れるようになることを目標に取り組んできました。

『教祖伝』に出てくる場所については、できる限り実際に見て知っているべきだという発想で、これまで教会本部にある記念建物、(『教祖伝』には出てこないけれど)お墓地、大和神社、櫟本分署跡、猿沢池近辺などへ足を運んで、そこで何があったのか、それはどんな情景だったのかを想像しつつ学んできました。そして今回は、奈良監獄署跡の見学です。

梅谷大教会に到着すると、大教会役員の鈴木紘一先生(宗教学科卒業生)が参拝場で待ち構えていてくださって、詳しく奈良監獄署について教えていただきました。

たとえば、
・ちょうどここから向こうが監獄署の敷地…
・あの信号のあたりが、監獄署の玄関だったと思われる場所で、教祖もそこから入られたはず…
・女子官房はちょうどこのあたりにあったので、教祖もそこで御苦労くだされた…
・あのあたりに処刑場があったらしい…
などなど、
説明していただいてはじめて知ることばかりで、貴重な学びの機会となりました。

関連リンク

ページ先頭へ