防犯パトローズ隊、ラグビー部と自転車盗難防止啓発活動を実施 2023.12.18 クラブ・サークル

12月6日、天理大学防犯パトローズ隊が天理警察署の協力を得て企画した「自転車盗難防止の啓発活動」にラグビー部が参加しました。

天理大学防犯パトローズ隊は、地域社会との共生と社会貢献、若い世代の防犯意識の向上を目指すことを目的に、これまでにも様々なクラブの協力を得ながら定期的に自転車盗難防止活動を進めており、今回は、杣之内キャンパス駐輪場でラグビー部4名と協働で啓発活動を実施しました。

天理警察署の発表では、今年度、天理市内での自転車盗難が多発していること、また盗難に遭った自転車の多くが、鍵のかけ忘れによる無施錠であったことから、駐輪場使用者に施錠を促す啓発看板の設置と啓発グッズの配布を展開することとなりました。

当日は、学生らが天理警察署生活安全課の署員とともに、駐輪場周辺で啓発グッズ(ワイヤーキー、防犯啓発チラシ等)を無料配布し、自転車盗難抑止のために「自転車から離れるときには必ず鍵をかけてください」などの呼びかけを行いました。またその後、数人に分かれて、駐輪場に啓発看板を設置しました。

啓発活動に参加したラグビー部員らは、キャンパス内の在学生に積極的に声をかけ、自転車の施錠の必要性を説明しながら啓発グッズを手渡しました。

隊員学生コメント

森尾 豪人さん(外国語学科4年・五條)
私は警察官になりたいと思い防犯パトローズ隊に入隊しました。防犯パトローズ隊の活動を通して、自身の気持ちにも変化が現れ、責任感、正義感が身についたと感じています。
卒業後まで後わずかですが、天理大学の学生が自転車盗難に遭わないよう、少しでも啓蒙活動を続けたいと思います。
卒業後は、奈良県警に勤めることになりました。活動を通して、天理警察署の方々と接する機会を得て、日々どんな取り組みをしているのか、またどのような気持ちで取り組んでいるのかなど、警察官という職業を知る貴重な経験を得ました。警察官の採用面接でパトローズ隊の経験が大いに活かせたと実感しています。
防犯パトローズ隊の経験を活かし、県民の皆様の安全と安心を守れる警察官になりたいと思います。

中川 歩乃果さん(外国語学科4年・登美ケ丘)
入部したきっかけは、警察官の試験を受けるにあたって、なにかプラスになる行動を起こしたいと考えたからです。部活(ソフトボール部)も現役で続けていた私は、周りと遅れているのではないかという不安な気持ちを少しでもなくすために行動しました。
防犯パトローズ隊の活動を通して、日常に潜む危険や犯罪は、私たちが思っているよりも身近に潜んでいるということを学びました。
卒業まで残り少なくなりましたが天大生が被害に遭わないように啓発活動を心がけたいと思います。
卒業後は、奈良県警に就職することが決まったので、防犯パトローズ隊の活動で経験したことを活かして、地域の安全に貢献できるよう、特に若い世代の防犯意識の向上に貢献できるように取り組んでいきたいです。

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