医療学部臨床検査学科教授 小松 方
当研究室は抗生物質(抗菌薬)が効かない細菌(薬剤耐性菌)の疫学調査およびそのメカニズムについて主に研究を行っています。
現在薬剤耐性菌は世界的に猛威を振るっており、2050年には癌患者の死者数を上回るとさえ言われています。そのような薬剤耐性菌が何故蔓延するのか?様々な要因が隠されています。本研究テーマは天理よろづ相談所病院や近畿一円の病院20施設以上との共同研究も行っています。
また当研究室に配属された卒業研究生は臨床検査学科内にいくつかあるコースの中でMicrobiology courseに所属してこのテーマについて取り組んでもらいます。