【演習・実習紹介No,2】臨床検査基礎演習 2023.05.25 医療学部臨床検査学科 # 演習・実習紹介

臨床検査学科教授 近藤 明

「臨床検査基礎演習」では、今後の実習で頻繁に用いる器具や機器の使い方を指導し、個々の学生が使いこなせるようにします。また、シュミレータを用いた採血手技の練習、微生物検査における検体採取手順についても基礎を学び、臨床検査技師の幅広い業務に対する理解を深めてもらいます。

ですから、演習とは言え、実際には簡単な実験も行います。そして、自分が行った実験結果を必ずレポートとしてまとめ、提出します。レポートの考察では、必要な文献調査を行った上で、実験結果をレポートにまとめてもらいます。実際に提出されたレポートは、添削・コメントを添えた上で、翌週には返却します。慣れないレポート書きのため、誰もが初めは添削されて真っ赤になって戻ってきます。

しかし、慣れるに従って社会人になっても十分通用するようなレポートが書けるようになっていきます。これには入学して早くても2年くらいはかかりますが。素直な学生ほど、上達が早い傾向にあります。

臨床検査基礎演習学生コメント

医療学部臨床検査学科1年生 新田昂司
この授業は、高校から大学に上がって大きく変わった授業の一つです。たくさんの道具を駆使して実験をし、その結果をもとに自らの考えをまとめます。今までに経験したことのない授業形態で、見たことのない道具を用い、初めて知る公式・法則を使います。初めてのことだらけなのでとても斬新でワクワクする授業です。1年生の間に道具の使い方や、レポートの書き方などしっかりと基礎を身に着けたいと思います。

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