【授業紹介No,1】「急性期療養過程を支える看護演習」が始まりました 2023.06.04 医療学部看護学科 # 授業紹介

看護学科3年生の学生は「急性期療養過程を支える看護演習」で手術をうける患者さんの看護展開を行います。今回は、胃がんの患者さんの事例を用いて、実習さながらに、教育用電子カルテ(Medi-EYE)から情報収集をし、手術に必要な情報収集を行います。そして、手術を受けた翌日までの看護過程を学びます。
4月25日は実習室で、術前の患者さんへの看護実践を行いました。
みんな久しぶりの実習室での学習に緊張をしていましたね。
だけど、さすが3年生ともなると、術前の患者さんに必要な看護実践について事前に学習していました。そして、学習内容をグループで共有しイメージ化を図りました。グループ内で相互に看護師役、患者役を体験し、互いに気づきを述べ合いました。

演習の一場面

術後の呼吸器合併症予防の説明を行っている場面で
看護師役の学生:「わかりにくい場合は、このURLにアクセスしてください。詳しく説明が載っていますので」
患者役の学生:「はい、わかりました・・・」  あれれ・・・・・・?。

〈それを見ていた教員の心の声〉
URLにアクセス!?新しい発想!いまどきはなんでも調べられるけど!
でも、患者さんが欲しい情報、詳しい説明こそ看護師がするのよ~

演習後、学生からは

「患者さんの個別性に合わせて説明するのは難しい」
「患者さんの個別性を知ることが大切だな」などの思いを抱いていました。学生の「当たり前」が、患者さんの「当たり前」ではないことなどについて学びを深めていました。

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