医療学部看護学科4年生の春学期では、選択科目のクリティカルケア論が実施されており、今年は例年にも増して履修者が多く、66名の学生が登録しました。
1~5回目の授業では、クリティカルケアが展開される看護の場や、急な症状のある患者の看護に必要なアセスメントなどを学習しました。授業内で、クリティカルケアな場で行うアセスメントの考え方を机上シミュレーションで学び、翌日の実習室では、高機能シミュレーターを用いて、事例をもとにシミュレーション学習を行いました。
履修者は4年生ということもあって、これまでの知識や事前学習で準備した知識を使いながら、主体的にディスカッションを深めることができました。
振り返りでは、「優先順位をつけるのが難しかった」、基本的な、「人を見る・観る・看る技術や、解剖生理学などの知識がとても大事」ということをあらためて感じ、今後の学習意欲につなげてくれていました。
また授業後には数名が残り、高機能シミュレーターを使って、副雑音や心音の正常と異常を聞き分けの練習を自主的に行いました。