8月26日（土曜日）別所キャンパスにて、医療学部のオープンキャンパスが開催されました。臨床検査学科への参加者は、高校生25名でした。
参加してくださった高校生の方々は、前回と同様に学科説明などを聞いた後、キャンパスツアーで別所キャンパス内をボランティア学生の案内で見学して回りました。
その後、臨床検査学科の体験学習では、「ミクロの世界をのぞいてみよう！」ということで顕微鏡を使った微生物、寄生虫、血液像などの観察をしていただきました。グロテスクな寄生虫標本もありました。最近のグルメブーム？による生食が増えるに従って、寄生虫感染も増えていますので注意してください。
糖尿病検査の体験実習では、日常会話にも出てくる糖尿病について理解を深めてもらいました。糖尿病が進行すると、患者さんは自分で指先に針を刺し、血糖値を測り、自分の血糖値をコントロールする必要があります。このやり方をボランティアの学生に教えてもらいながら、参加した高校生の方々にも体験していただきました。
今回、特に来場者の方々の最も関心を引いた催しは、「入試対策講座」でした。多くの方々が本学の入試に関心を持っていただき、実際の応募に繋がってくれることを願っています。
ボランティアとして参加した学生のコメント
臨床検査学科2回生 藤本佳奈絵
オープンキャンパス（OC）では、体験学習のお手伝いをさせていただき、自己血糖器の使い方を高校生の皆さんに教えたり、自分でデモンストレーションをして見せたりしました。自分が高校生当時、このOCに来て先輩方に教えてもらったことを、今実際に自分がやっているのだと思うと感慨深かったです。高校生の皆さんとは、打ち解けた雰囲気の中で会話ができたと思います。これをきっかけに、皆さんが、この大学に来てくれることを楽しみにしています！
看護学科への参加者は、高校生60名でした。
看護の体験学習の1つ、
「プチ♥ナースを体験しよう」のブースでは、2つのコーナーに分かれ、【バイタルサインを測定コーナー】と【高機能モデル人形を体験】に分けて、ブースに訪れた学生に体験をしてもらいました。
バイタルサイン測定コーナーでは、先輩看護学生や教員のサポートを受けながら、アネロイド血圧計を使用して参加者同士で血圧測定を行っていただきました。参加者たちは、上腕動脈の拍動を確認し聴診器を当てて真剣な表情でコロトコフ音を聞いていました。また、高機能モデル人形コーナーでは、2体の人形の呼吸音の聞き比べを行い、聞こえた音の特徴の違いに目を丸くしていました。参加者たちは、人体から発信される情報の違いを知る体験にワクワクした表情で参加していました。この体験学習は次回9/9も行います！
