久しぶりに宗教学科特別講義を開催しました 2023.06.16 人文学部宗教学科

宗教学科では、毎年春・秋の2回特別講義を開催しています。2019年以来コロナ禍のため中断しておりましたが、今年、久しぶりに開催することができました。例年、春学期は、かつて宗教学科の授業を担当していただいていた先生方や卒業生をお招きして、在学生への思いを語っていただいておりました。

今回は6月12日(月)に、澤井義則先生(本学名誉教授)に講義をしていただきました。

特別講義のタイトルは「我以外皆我師」。

講義では、「私にとっての「意味ある他者」」として、ご自身の歩みを学生時代、大学院時代、エジプト留学時代、教員時代ごとに振り返りながら、その時々に、先生の人生に決定的な影響を与えた人々についてユーモアを交えて紹介されました。そして、そうして出会ってきたすべての人が人生の「師」であり、「意味のない出会いは一つもない」として、他者との出会いがいかに大事かについてお話しいただきました。

最後に、「大学の4年間は人生の基礎工事」という本学の創設者、中山正善2代真柱の言葉を紹介して、聴講する学生たちに、すべての出会いを「師」として、これからの人生を生きていくための人間力を養ってほしいと語りかけました。

聴講した学生たちは、熱い語りかけに、深く聞き入っている様子でした。

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