3月24日、春のオープンキャンパスを杣之内キャンパス・体育学部キャンパス・別所キャンパス(現・天理医療大学)において、感染予防対策のもと開催しました。
今回のテーマは、「天理大学が生まれ変わる!新生・天理大学を徹底解説!」です。
天理大学は創立100周年に向けて、他者に貢献する人材育成をより実現していくために、2024年4月に改組を筆頭とする学びの再編成を構想しています。オープニングセレモニーでは、新たに15学科編成とする改組の概要や、将来を見据えながら専門科目を学ぶための基礎となる教養を育める新カリキュラムの魅力について、天理大学の歩みを振り返りながら説明しました。
当日は、各キャンパスの学部別イベントで、学科説明やキャンパスツアーなどを実施しました。
杣之内キャンパスの国際学部では、国際参加プロジェクトに参加した学生による発表や留学プログラムの紹介が行われ、ブルネイに留学中の学生からのビデオメッセージも放映されました。
また体験講座「やさしい日本語」では、外国人が理解しやすい簡易な日本語で話す実践的な授業内容が参加者から好評でした。
改組後に新たに誕生する人文学部の各キャンパスツアーも人気を博しました。箱庭実習室やカウンセリングルームを見学する「心理学コース」や実際の考古学調査に使う道具や遺物に触れられる「歴史学コース」は、普段はなかなか見ることのできない施設などを目の当たりにし、大学での学びを具体的にイメージできる機会となりました。
別所キャンパスの医療学部では、ミニ講義「医療におけるコミュニケーション」を実施し、医療者の対人スキルやチーム医療、患者さんへの想いを持つことの大切さについての講義内容に、参加者は真剣に聞き入っていました。新生児の人形を用いておむつ交換などを体験する看護学科の「赤ちゃんのケアを体験しよう」や、フルーツゼリーの断面図を観察し、角度を変えた画像で腫瘍の発見をイメージする臨床検査学科の体験授業「臨床検査技師ってどんな仕事?」も好評でした。
また体育学部キャンパスにおいても、概要紹介や、キャンパスツアーなどが実施されました。特に歴代のオリンピック選手も練習した施設見学が高校生に好評でした。
入学課の植村博行課長は、「今回のオープンキャンパスを通じ、2024年4月に改組する新しい天理大学や15学科の学びを知ってもらう機会となったのではないかと思います。天理大学は人・地域とのつながりを大切に、社会に貢献できる学びを準備しています。今後もさまざまなテーマでオープンキャンパスを開催しますので、自分の夢や目標をイメージしながら、ぜひ自分に合った学部学科選びをしていただければうれしいです」と、想いを込めました。
次回のオープンキャンパスは、6月17日(土)に開催します。
多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
※事前予約制・人数制限あり ※新型コロナウィルスの影響等により変更する場合がございます。予めご了承ください。
参加者の声
- キャンパスツアーで普段は触れることができない考古学関連の測定器をのぞいたり、土器を触ったりできて関心が深まりました。イスラエルでも遺跡調査をしていると聞いてより興味が湧きました。
- 先生方と話しやすく、カウンセリングルームも充実しており、箱庭などの実習が多いこの大学なら、心理学を4年間楽しく学べると確信できました。
- 実習に関するサポートがあるのかが気になっていたのですが、天理大学の医療学部では臨地習を終えたあと、大学でのフィードバックが充実していると聞き、とても安心しました。
- 臨床検査学科のある大学は県内でも少ないので奈良市から参加しました。先生や先輩がとても優しく、穏やかな雰囲気が気に入りました。清潔感のあるキャンパスにも魅力を感じました。