──学びと信仰が交差する、宗教学科独自のカリキュラム
学びと信仰が交差する、宗教学科独自のカリキュラム
宗教学科では、2025年度秋学期の1年次生対象科目「基礎ゼミナール2」において、学生たちが2つの大きなレポート課題に取り組みました。

1つ目は、「宗教学」という学問的視点から自らの関心テーマを探求する課題。そして2つ目は、「教祖(おやさま)と自分自身の信仰的つながり」。これは「天理教学」の視点から、自らの信仰のルーツ(元一日)を深く掘り下げる課題です。
学生たちは、自身の家族の信仰の歩みとともに、所属する分教会や直属大教会が誕生した経緯を調査。『改訂天理教事典 教会史篇』や大教会史、各教会に残された史料を繙(ひもと)き、時には教会の会長様から直接お話を伺うなどして、自身の信仰の原点を紐解くレポートを完成させました。

レポートを「お供え」へ ── 学びを形にするプロセス
単なる課題提出に留まらないのが、本学科の伝統と教育の特色です。
■教員による丁寧な添削
授業担当の教員が一人ひとりの文章を丁寧に読み込み、対話するように助言・修正を行い、レポートを仕上げていきました。
■所属教会への郵送と「お供え」
修正を経て完成したレポートは、学生それぞれの所属教会へと郵送されました。届けられたレポートは、各教会の教祖殿にお供えいただいています。

これは、教祖140年祭という時旬のなかで、学生自身が年祭活動の一つとして、自らの学びの成果を教祖にご報告申し上げるとともに、所属教会の皆様へ自身の決意を共有する貴重な機会となりました。
結びに
大学という「教育の場」での学びが、教会という「信仰の場」へと繋がり、宗教学科での学びがより一層深まるひとときとなりました。
(宗教学科 澤井真)