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附属おやさと研究所

天理ジェンダー・女性学研究室

 1999年9月に開設された天理ジェンダー・女性学研究室(Center for Gender and Women’s Studies)は、『グローカル天理』において最新のジェンダー・女性学研究情報の発信と啓発に携わりながら、本学宗教学科ならびに天理教海外部の協力の下、国内外の「宗教とジェンダー」研究者の招致および受け入れが可能な、日本における数少ない研究機関として機能してきた。

 2002年3月には、アメリカを代表するエコフェミニストで倫理学者のカレン・ウォレン氏を招き、国内のジェンダー・宗教研究者とともに「エコフェミニズムの可能性」国際シンポジウムを開催した。宗教との関連からエコフェミニズムを捉え返すこの企画は、本邦初の試みである
 当研究室は、特にアジアにおける「宗教とジェンダー」研究に力を入れている。その一環として、2002年8月には、フィリピンの聖スコラスティカ大学学長のシスター・メアリー・ジョン・マナンザン氏を招き、研究所員と宗教学科教員を交え、懇談を行った。  2004年2月には、おやさと研究所特別研究報告会(天理ジェンダー・女性学研究室との共催)において、イギリスの著名なフェミニスト神学者、アーシュラ・キング氏の講演「ジェンダーと宗教研究」が実現した。(概要は『おやさと研究所年報』第11号、2005年を参照)。

天理ジェンダー・女性学研究室・関西環境教育学会共催 ワークショップ開催(2019年10月20日) 「SDGs に向けて—エコフェミニズムの意義」

 天理ジェンダー・女性学研究室」では、2002 年に国際シンポ ジウム「エコフェミニズムの可能性」を開催するなど、エコフェ ミニズムについて研究を重ねてきた。このような経緯から、10 月 20 日、研究所会議室において、関西環境教育学会との共催形 式で、ワークショップを行った。「SDGs に向けて—エコフェミ ニズムの意義」と題し、金子珠理が招待講演を行った後、所員も 討議に加わり、同学会会員とともに活発な意見交換が行われた
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